人物・経歴
山東省浜州市鄒平県生まれ。10代からローカル・テレビ局に出演。山東師範大学卒業後、ローカル局で司会者を務める。北京でドキュメンタリーのナレーションの仕事に就いた後、中国中央電視台で番組制作に参加し、ドキュメンタリー作家となる。96年に『姐姐』で、全中国ドキュメンタリー協会グランプリを受賞するなどして活躍[1]。『紅顔』(2001年)以降は、劇映画を手がける。『ロスト・イン・北京』(2007年)以降の作品に、中国のトップ・スターであるファン・ビンビンが主演していることでも知られる。
主な監督作品
年 | 原題(英題) | 邦題 | 出演 | 主な受賞 | その他 |
---|---|---|---|---|---|
1996 | 姐姐(Sisters) | (日本未公開) |
| ドキュメンタリー作品 | |
1997 | 守望(Stay and Hope) | (日本未公開) | ドキュメンタリー作品 | ||
1998 | 光栄与夢想(Honor and Dreams) | (日本未公開) | ドキュメンタリー作品 | ||
2001 | 今年夏天(Fish and Elephant) | 残夏(映画祭邦題) | パン・イー、シートウ |
| |
2005 | 紅顔(en:Dam Street) | (日本未公開) | リウ・イー、リウ・ルイ、ホアン・シンラオ、リー・カーチュン、ワン・イージュー |
| 第62回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門出品。 |
2007 | 苹果(Lost in Beijing) | ロスト・イン・北京 | ファン・ビンビン、レオン・カーファイ、トン・ダーウェイ、エレイン・ジン |
| 日本では、2012年3月にDVD発売後、10月6日から「中国映画の全貌2012」で上映(配給:オリオ商会)。 |
2010 | 観音山(en:Buddha Mountain) | (ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅) | ファン・ビンビン、チェン・ボーリン、シルヴィア・チャン、フェイ・ロン、ジン・ジン、ファン・リー |
| 第23回東京国際映画祭にてワールドプレミア(2010年10月24日)。 |
2012 | 二次曝光(en:Double Xposure) | (二重露光〜Double Xposure)(映画祭邦題) | ファン・ビンビン、フォン・シャオフォン、フオ・スーイエン、ジョアン・チェン、ヤオ・アンリエン、リャン・ジン、コン・ウェイ、ファン・リー | 日本初上映は、第9回大阪アジアン映画祭(2013年3月12日)。 | |
2015 | 万物生長(en:Ever Since We Love) | (日本未公開) | ファン・ビンビン、韓庚、斉渓、呉莫愁、沙溢、李夢 |
脚注
- ^ 息子を失った元京劇スターと3人の若者がつむぐ物語 PART.2 『ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅』 - Trinity Web(2013年6月12日); Lost in Beijing - Hong Kong International Film Festival Society (PDF) 2007年12月18日, at the Wayback Machine.
- ^ 息子を失った元京劇スターと3人の若者がつむぐ物語 PART.2 『ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅』(前掲)
- ^ 中国の「紅顔」、ドーヴィル・アジア映画祭最高賞に - 人民網(2006年3月14日)