リーベル王寺（リーベルおうじ）は、奈良県北葛城郡王寺町のJR・近鉄王寺駅北口にある[2]、商業施設・王寺町地域交流センター・集合住宅・駐車場からなる複合施設。なお、リーベルとは、ドイツ語で愛を意味する「リーベ」とやわらぎの鐘を意味する「ベル」を合わせた造語である[3]。
概要
王寺駅前久度地区中央街区第一種市街地再開発事業の一環として2000年（平成13年）に西友の進出が正式決定し[4]、2001年（平成13年）6月16日に起工し[5]、2004年（平成16年）4月14日に全面オープンした[1]。東館・西館に分かれており、王寺町近辺の商業中心地となっている。また、商業施設だけでなくマンションや王寺町地域交流センターが入居しており、生活支援施設としての役割も担っている。 両館とも2階が王寺駅とペデストリアンデッキで繋がれており、駅から直接行くことができる。
東館
1階から3階までは西友王寺店や専門店、立体駐車場などが、5階は王寺町地域交流センターが入居しており、8階から11階はマンションになっている。地下1階にはフードコートがあり、学生などで賑わっている。 なお、外観デザインは都市景観を考慮し、柱梁は伝統建築を、屋根は寺院をイメージしたものになっている[3]。高さは40mである。
主なテナント
- 西友王寺店[1]
- 奈良中央信用金庫王寺支店
- 王寺町地域交流センター
- 住民サービスステーション（王寺町役場北出張所）
- コミュニケーションプラザ
- 王寺町保健センター
- 奈良県健康ステーション（王寺）
- まっち★ジョブ王寺～ハローワーク
西館
地下1階から3階まで金融機関や学習塾、クリニックモールなどが入居しており、4階から11階はマンションになっている。
主なテナント
- 王寺駅前郵便局
- 三菱UFJ銀行大和王寺支店
脚注
- ^ a b c d “西友、「王寺店」開業、米ウォルマートのノウハウ生かした実験店と位置付け”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2004年4月23日)
- ^ “JR王寺駅北口再開発ビル 西友が出店に名乗り 奈良県北葛城郡王寺町”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年6月5日)
- ^ a b 王寺駅前久度地区中央街区第一種市街地再開発事業
- ^ “㈱西友，奈良県王寺町に出店、基本問題で契約 奈良県北葛城郡王寺町”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年10月12日)
- ^ “奈良県王寺駅前に西友が核の再開発ビル6月16日起工 奈良県北葛城郡王寺町 (大量販売新聞社). (2001年7月5日)
外部リンク
- 公式サイト
- 王寺町地域交流センター
- 王寺町観光協会
- リーベル王寺 - 王寺町