リンパ水腫( - すいしゅ、英: lymphedema)またはリンパ浮腫( - ふしゅ)とは局所のリンパ増多に起因する水腫。リンパ管系の発達異常を原因とする原発性リンパ水腫と、外傷・外科的腫瘍治療のためのリンパ節郭清・腫瘍自体の浸潤や転移・(バンクロフト糸状虫)感染等でリンパ管系が閉塞することを原因とする続発性リンパ水腫に分類することができる。四肢に生じることが多く、細菌の感染や創傷治癒の遅延の原因となることがある。
関連項目
- (先天的遺伝性リンパ水腫)
- (先天性リンパ浮腫)
- (リンパ管拡張症)
- (リンパ漏)
- (リンパ管炎)
- 象皮病
- (リンパ系#リンパ系の病気) - こちらにも説明があります。
出典
- 日本獣医病理学会編集 『動物病理学各論』 文永堂出版 2001年 (ISBN 483003162X)