ラ・グアイラ(スペイン語: La Guaira (スペイン語: [la ˈɣwajɾa] ( (音声ファイル))))は、ベネズエラ中北部、バルガス州バルガス市にある港湾都市で、同州の州都[1]である。
歴史
スペイン人が南アメリカに到達した頃、ウアイラという(インディオ)の集落があった。1577年[2][3]に(ディエゴ・デ・オソリオ)がウアイラのあった地にサン・ペドロ・デ・ラ・グアイラ (スペイン語: San Pedro de La Guaira) の名で町を建設した。(スペイン植民地時代)、約13キロメートル離れたカラカス[2]の発展とともにラ・グアイラもその外港として発展し[2]、重要性も増した。
カラカスとの間には(アビラ山)が聳え立つ。古くは(スペイン人王道)という山越えの道が用いられ、後にタカグア沢の谷を回る幹線道路として、高架とトンネルを多用する(カラカス=ラ・グアイラ街道)[1]がつけられた。19世紀に(鉄道)が敷かれたこともあったが、廃止されて今は存在しない。