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ラッセル車(ラッセルしゃ)とは、除雪用車両の一種である[1]。「ラッセル」とは、ラッセル車の開発元である米国ラッセル社に由来する。
解説
車両の前方に排雪板(ブレード)を装着し、進行方向の片側もしくは両側に雪を掻き分ける。雪が少ない地域や豪雪地域の初期除雪に活躍する。
豪雪時など、雪を押しつけたり排雪したりするスペースが無くなる場合には運用できない。その場合には、ロータリー車で投雪するか、ブルドーザーなどの重機で掻き壊してトラックなどで排雪することとなる。
道路ではモーターグレーダーなどが用いられる。鉄道では雪掻車のキ100形、ディーゼル機関車の先頭部にラッセル装置を取り付けたDD15形ディーゼル機関車、ディーゼル機関車の前後にラッセルヘッド車を連結したDE15形ディーゼル機関車などがある。
脚注
- ^ “登場100周年を迎えた雪かき車”. 交通新聞. 2023年2月3日閲覧。
関連項目
- 雪かき車
- 国鉄キ1形貨車
- 国鉄キ550形貨車 (2代)
- キマロキ編成
- スノープラウ
- 国鉄DD16形ディーゼル機関車
- 国鉄DD21形ディーゼル機関車
- JR西日本キヤ143形気動車
- モーターカー
- NICHIJO
- ロータリー車