欧州麻雀協会(おうしゅうまーじゃんきょうかい、European Mahjong Association, EMA)は、ヨーロッパの各国の麻雀国内団体を統括する大陸組織。
概要
デンマークに本部を置く。略称はEMA。ヨーロッパの国々の国内統括組織が加盟している。また、ヨーロッパのみならずロシアも加盟している。2013年5月現在の加盟団体数は17。主な業務は、加盟団体主催の大会の認定、雀士の登録受付、ランキングの制定、欧州選手権の開催である。登録制度により、ヨーロッパの雀士には全員会員番号が割り振られている。ルールを2種類用意しており、中国で制定された国際ルールを「Mahjong Competition Rules」(麻雀大会ルール、MCR)、日本で行われているリーチ麻雀を「Riichi Competition Rules」(リーチ大会ルール、RCR)とし[2]、毎年欧州選手権を開催している。
歴史
2002年10月23日に東京で行われた(2002世界麻雀選手権)に影響を受けたオランダの麻雀研究家(マーティン・レップ)が発案した。世界選手権後、レップは資金と協力者を集め、2005年6月に第1回オープン欧州麻雀選手権をオランダのナイメーヘンで開催した。そして、大会開催期間中に総会を開き、欧州麻雀協会(以下、EMA)を設立した[3]。この大会以後、欧州選手権を2年ごとに開催することや以後開催される国際ルールや日本式ルールによる大会の認定が決まった。
2008年6月21日にドイツのハノーファーで、日本式のリーチ麻雀の大会「2008欧州リーチ麻雀選手権」を開催した。以後、この大会も2年ごとに開催されることが決まった。こうして、毎年違うルールによる欧州選手権を毎年開催することになったのである。
EMAの主催する大会
- オープン欧州麻雀選手権(国際ルール[4])
- 欧州リーチ麻雀選手権(日本式リーチ麻雀ルール[5])
加盟国
- 14ヶ国
出典
関連項目
- 世界麻雀組織(WMO)
外部リンク
- 欧州麻雀協会