ユッカ=ペッカ・サラステ(Jukka-Pekka Saraste, 1956年4月22日 - )は、フィンランドの指揮者。
人物・来歴
ヴァイオリン奏者として教育を受けた後、シベリウス音楽院でヨルマ・パヌラの元で指揮法を学んだ。同級生にエサ=ペッカ・サロネンとオスモ・ヴァンスカがいる。
フィンランド放送交響楽団において、サラステは第2ヴァイオリンの一員として活動し、後にはレイフ・セーゲルスタムに師事した。
サラステは、(アヴァンティ室内管弦楽団)(Avanti! Chamber Orchestra)の設立メンバのひとりであり、(タミサーリ音楽祭)(Tammisaari Festival)の発案者でもある。2000年に音楽における功績によってフィンランド政府から賞をうけており、(シベリウス協会)は(シベリウス・メダル)を授与している。サラステはヨーク大学の名誉博士号も持っている。
フィンランド国外では、トロント交響楽団の音楽監督を1994年から2001年にかけて務めた他、BBC交響楽団の首席客演指揮者を2002年から2005年にかけて務めた。その後、2006年8月にはアンドレ・プレヴィンの跡を継ぎ、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任した。2008年/2009年シーズンからラハティ交響楽団の芸術アドヴァイザー兼首席指揮者を務めている(2010年/2011年シーズンまで)。2010年からはケルンWDR交響楽団の首席指揮者を務める。
脚注
注釈・出典
外部リンク
- Site de l'orchestre de chambre Avanti!
|
|
|
|