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Yahoo!知恵袋

Yahoo!知恵袋(ヤフーちえぶくろ)とは、Yahoo! JAPANが運営する、電子掲示板上で参加者同士が知識や知恵を教え合うナレッジコミュニティ、知識検索サービスである。Yahoo! JAPANのトップ画面などでは知恵袋とも略称される。

Yahoo!知恵袋
URL
https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
タイプ ナレッジコミュニティ
分野 全般
使用言語 ユーザインタフェースは日本語、使用出来る言語はUnicodeに含まれる文字に依存。
項目数 7億1069万8041件(2019年5月5日現在)(質問と回答の総数)
閲覧 無料で公開
登録 任意(登録すると質問、回答などへの投稿、ランキングシステムへの参加などが出来る。登録はヤフージャパンのIDで行う。未登録でも質問や回答の閲覧は可能)
運営元 Yahoo! JAPAN
執筆者 登録ID数約4760万件(2019年5月5日時点)
月間訪問者数1323万人(2008年7月時点)
現状 稼動中

2004年4月にベータ版としてサービスが提供され、2005年11月に正式版として開始された。2006年5月からはモバイル版のサービスを開始し、携帯電話(フィーチャーフォン)などでも利用できるようになっていたが、携帯電話(iモード、EZweb、Yahoo!ケータイ)版のサービスが終了した、2016年12月14日以降、携帯電話からは利用出来ない[1]

2011年からは「知恵ノート」サービスも開始されたが、2017年11月30日をもって終了[2]

概要

2004年4月7日にベータ版で提供され、2005年11月7日に正式版としてオープン。2006年12月18日にリニューアル。2007年9月27日にモバイル版をリニューアルし、携帯からも質問、回答が出来るようになった。また、携帯版のデザインを大幅に変更し「チエモバ」という愛称が付けられている。

2012年9月12日よりYahoo!プレミアムの会員に対し、質問・回答に入力できる文字数が増加するなどの特典が追加された[3]が、2019年4月3日よりこの特典は廃止された。

「知恵コイン」というものがあり、質問したり回答したりすると知恵コインがもらえ、投稿が削除されたり、取り消しすると没収されるシステムとなっている。それに加え、回答者の活動状況を表す「グレード」も存在する。

質問や回答にはYahoo! JAPANのIDが必要である。 知恵袋参加者のことをチエリアンと呼ぶ(その呼称を嫌った一部の参加者は専らブクラーと名付ける。後述のように、Yahoo!が公式で一度だけ使用したことがある)。

なお、知恵袋の質問に回答するにはYahoo! JAPANのIDさえあればよく、特に資格は必要ではないので、回答が誤っていることも非常に多い。また、質問している人がベストアンサーを選ぶしくみであるため、質問者が回答の正確性を正しく判断できず、誤った回答をベストアンサーに選んでしまうことがあり、その点も非常に問題が大きい。

利用する際には、回答の正確性は全く保証されていないことをよく理解しておく必要がある。

特徴・システム

2014年6月にシステム改訂が行われた。2014年7月現在の質問・回答の流れは以下の通りである。

質問

  • 質問本文(全角2000字以内)[4]
    • それまでの質問本文、追記欄が統合された。
  • 画像ファイル(1つ)
  • カテゴリ(大・中・小分類)
    • 投稿前、質問者プレビューの際システム側からカテゴリの候補が提示される。質問者の意思でカテゴリ変更も可。

また質問が解決済みもしくは回答受付終了になる前に、

  • 一度だけ「補足本文(全角5 - 500字」を追加できる。
  • 回答の有無にかかわらず質問そのものの取り消しができる。質問者の意思による取り消しの際には、質問を取り消す理由の入力(全角5 - 200字)が必要となる。この際、回答が無いと10枚、あると300枚知恵コインが没収される。(お礼を設定していた場合、その分の知恵コインは返却されない)
  • [[TeX]]などでの数式の表示、htmlには対応していない。

本文、追記等はいずれも投稿後の修正はできない。質問は最長7日間掲載され回答を受け付ける。

質問ではなく、自分の考え・主張に賛同して欲しいが為に質問風の書き込みを行なう者もおり、その場合には気に入った回答に後述の“ベストアンサー”が付けられる。

回答

回答者は、1つの質問に対し1つの回答を投稿できる。回答には以下を指定できる。

  • 本文(全角1 - 2000字まで)
  • 画像ファイル(1つ)

質問が解決済みまたは回答受付終了になるまでは回答そのものの取り消しができる。この際、15枚知恵コインが没収される。

パソコンでは不可能[注 1]であるがアプリ版知恵袋の場合は回答の編集ができる。

返信

質問者は自分の質問に付いた回答に、回答者は自分が投稿した回答に対して返信を行うことができる[5]

  • 2014年6月に回答に対する返信機能が追加され、代わりに回答の編集機能が廃止された。

ベストアンサーと投票

7日間の回答受付期間内に質問者が「ベストアンサー」(質問者が最も良いと思った回答。正しいか・真実かとは一切無関係)を1つ決めることで、質問は解決扱いとなる(必須ではないが、このとき回答者に対してコメントを書くことができる)。

質問者は、ベストアンサーを選ばずに回答受付を締め切り、投票に移すことができたが、2020年2月27日から投票機能が廃止され、自ら回答受付終了に移すことができなくなり、ベストアンサーを選ぶことが必要になった(質問者がベストアンサーを選ばないと質問が解決済みにならない)[6]投票では、IDを持ったユーザーがひとりにつき1つの回答(自分が書き込んだ回答を除く)に票を投じることができ、1週間でもっとも多くの票を得た回答がベストアンサーとなる。得票数が同じ場合は投稿日時の早い方が優先される。「どの回答もベストアンサーにふさわしくない」という選択肢が回答への票数を上回った場合や、全体で1票も投票されなかった場合は、質問は取り消し扱いとなる。2014年に延長となるシステムに一旦変更された[7]が、2016年11月21日をもって延長は廃止され取り消しシステムに戻った[8]。質問者本人に投票権はなく、回答者は自分の回答以外に票を入れられる。(ただし、投票は2020年2月27日で終了した。[6])

解決した質問は、サイト上に半永久的に残される。また、質問者とベストアンサーに選ばれた回答者を除くID保持ユーザーが、「ナイス!」ボタンを押して評価することができる。

ポイント・ランキングシステム

知恵コイン」(旧称「貢献度」)というポイント制度がある。質問や回答をする、質問を締め切る、ベストアンサーの獲得、ベストアンサーの獲得時に設定されたお礼、投票をする、最初にベストアンサーに投票する、役に立つ評価をする、役に立つと評価されるなどのことにより、コインが増えていく。 獲得したコインは、質問時にベストアンサー対象者へのお礼として使うことができる。質問の一覧にはお礼が表示され、お礼が多いとより多くの回答をもらえることもある。

参加者のランク付けとして、回答の成績(ベストアンサー率、ベストアンサー数、総回答数)により決まる「グレード」があり、100段階に分けられている。[9]2015年6月8日までは大きく分けて7つ、細かく見ると21のランクがあった。グレード評価で最も重視されるのはベストアンサー率である。グレード制度導入当初はベストアンサー率と総回答数のみでグレード評価をしていたが、回答の取り消しを繰り返してグレードの引き上げを企てるユーザーが出たことから、2007年3月1日よりベストアンサー数もグレード評価の対象となった。

ランキング」のシステムがある。2006年12月以前のランキングでは登録者の成績のランキングが主であったが、現在では1つの質問に対する関心度がランキングの主体になっている。 前日に1つの質問に対して行われた閲覧、回答、知恵コレの3種類を「デイリーランキング」として発表している。上位50の質問がランク入りする。ランキング入りした質問は注目されやすいため、回答数などが大きく伸びる。

現在、知恵コインとTポイントなどの各種ポイント・現金・仮想通貨などとの交換は行われていない。

知恵ノート

2011年8月20日から公開された新サービス。日常生活で得た知識や知恵を記載して、他人に役立てることができる。ノートの内容は、「こんなところがいいですね」「もっとこうしてほしい」「あれ?ちょっと教えてあげよう」といった視点からライターにアドバイスを送ることができ、間違いや不足部分などがあればノートの修正を依頼することもできる。また、投稿された知恵ノートに対する疑問を、「関連Q&A」として質問することも可能である。

このサービスは当初は「先行版」として公開されており、知恵袋参加者のうち一部の参加者のみ「先行ライター」として使用可能な状態であったが、同年12月12日の正式版移行後は参加者全員が利用できるようになった。

Q&Aと同様、参加者のランク付けとして「グレード」があり、こちらも大きく分けて7つ、細かく見ると21のランクがある。知恵ノートのグレードは総投稿数・平均閲覧数・平均評価数(その参加者の執筆した知恵ノートに対し「ナイス!」が押された数の平均)で決まる。

このサービスは2017年11月30日をもって終了した[2]

My知恵袋

公開部分には参加者のプロフィールと成績のみが閲覧できる。

用語

BA
「ベストアンサー」(Best Answer)の略。もともと参加者が使い始めた略語だが、後にYahoo! JAPANが正式に使用するようになった[10]
参加者
Yahoo! JAPAN IDを取得し、知恵袋の利用手続きを済ませている利用者のこと。知恵袋はYahoo! JAPANの非会員もIDを取得せずに閲覧できる事から、コンテンツづくりに関与している利用者を表す言葉として初期から使用が見られ、ヘルプにも「参加する皆様」や「参加している方」と言った表現が使われている。
チエリアン/ブクラー
参加者のこと。Yahooによる公式名はチエリアン。ブクラーは参加者の間で使われるようになり、Yahoo! JAPANがその後一度だけこの名前を公に使ったことがある[11]
カテゴリーマスター
回答者が同じカテゴリーでたくさん回答し、一定の条件でBAをたくさん獲得すると、その分野の5名までが自動的に選出されて、「カテゴリーマスター」と表示されるようになる。誤解されていることが非常に多い称号だが、「カテゴリーマスター」というのは「その分野の専門家」という意味ではなく、単に「その分野で過去のBA数が多かった」ということしか意味していない。カテゴリーマスターの選出は自動的に行われ、その分野の知識が豊富であるかどうか、優れた見識を持っているかどうかというようなことは一切考慮されていない。また、BAを選ぶのは質問者側であるので、誤った内容の回答がBAに選ばれる場合も多いため、BA数という基準で選出されたカテゴリーマスターの回答は、正しいかどうかの保証は全くない。利用にあたっては十分注意が必要である。
活躍中のチエリアン
活躍度が高い参加者や、Yahoo! JAPANに認定された企業のアカウントに与えられる称号。「企業公式」「カテゴリマスター」の4種類がある[12]。一定の条件を満たし活躍中のチエリアンとなると、My知恵袋にその称号が付与される。
グレード
参加者の活動を表す数字。知恵袋では回答数・BA率・BA数に応じて1から100までの100段階を、知恵ノートでは投稿数・平均閲覧数・平均評価数に応じて1-1から7-3までの21段階を、それぞれ変動する[13]
知恵コイン
質問や回答をする、BAに選ばれるなど一定の条件を満たすと増え、質問や回答が削除、取り消しされると減る知恵袋内の参加者の活躍度をあらわす数字。また回答者へのお礼とする事が出来、その質問のベストアンサーは添付された量のコインを貰える[14]
知恵コレクション
略称「知恵コレ」ともいう。ログインユーザが使えるブックマーク機能。知恵袋内の質問ページを知恵コレクションに登録すると、そのショートカットから手軽に質問ページへ移動できる[15]
ブラックリスト
いたずらや中傷などの不快な回答を繰り返す参加者はブラックリストに登録できる。BL(Black List)ともいう。登録された参加者は、登録した参加者の質問に回答・返信できなくなる。最大100個のIDを登録できる[16]
ライフ
かつてあった参加者の行状を示す値。登録時に3ポイントあり、規約違反などによる質問や回答、知恵ノートの削除10回ごとに1ポイント(1回の削除ごとに0.1ポイント)減らされる。3ライフ全て失うとYahoo!知恵袋の利用資格を失う。違反内容によっては、一度に全ライフを失う場合もある。2020年1月16日をもって廃止され、その後は一定数違反した場合、一週間利用禁止となるように変更されている[17]

沿革

  • 2004年4月7日 ベータ版としてサービス開始[18]
  • 2005年9月29日 情報誌R25編集部が知恵袋に参加。
  • 2005年11月7日 正式版として公開[19]。開始当初はサーバ負荷による閲覧エラーが続出した。
  • 2006年5月9日 モバイル版知恵袋を開始[20]
  • 2006年12月18日 リニューアルにより、大幅に仕様変更・追加がされた。尚、この際、2006年12月16日から12月18日にかけて一時的に閉鎖された。
  • 2007年9月27日 モバイル版知恵袋がリニューアル。チエモバという愛称も付けられ、携帯からも質問・回答が出来るようになった[21]
  • 2008年1月8日 知恵袋参加者が中学校カテゴリに爆破予告を投稿[22]。11日に逮捕された。
  • 2008年6月26日 質問の詳細ページなどを大幅リニューアル。質問ページにYahoo!アバターが表示されるようになった[23]
  • 2008年11月19日 質問、回答に画像を添付出来るサービスを開始。
  • 2008年11月20日 知恵コレクションを開始。知恵コレという愛称が付けられた。
  • 2009年2月23日 大幅なリニューアル。「カテゴリマスター」「太鼓判」など制度・コーナーの追加[24]
  • 2011年2月26日 この日までにaicezukiによる大学入試問題ネット投稿事件発生。
  • 2011年6月9日 PC版My知恵袋大幅リニューアル。知恵コインを使ってMy知恵袋のデザインが変更できるようになった[25]
  • 2011年8月20日 知恵ノートのサービス提供開始。
  • 2012年4月5日 この日より「解決済みの質問の投稿者名を非公開にできる機能」が期間限定で提供された[26](当初は5月末までの予定であったが延長され、10月31日まで提供された[27])。
  • 2012年4月19日 新着通知と回答ひろばのレイアウトがリニューアル。またYahooIDとニックネームのどちらでの利用も可能となる。
  • 2012年8月15日 新機能「ナイス!」ボタンが追加される。これに伴い従来あった「この質問は役に立ちましたか」の評価機能はなくなった。
  • 2012年9月12日 プレミアム会員(有料会員)の質問・回答の最大文字数が従来の約2倍となった。
  • 2012年10月 Yahooアバターの画像表示機能が終了した。
  • 2012年11月28日 プレミアム会員限定で「解決済みの質問・回答の投稿者名を非公開にする機能」が追加された[28]
  • 2012年12月6日 「レコメン!知恵袋」を文化放送制作・NRN系『レコメン!』の曜日別コーナー(※ネットセールス後半枠)としてタイアップ企画で実施。
  • 2013年9月25日 質問の取消しに必要な知恵コインの枚数が、回答が寄せられた質問に限り300枚に変更される(回答が0の場合は従来通り10枚)。
  • 2014年3月13日 JASRACと個別に許諾契約を締結し使用料を支払うことなく歌詞を投稿することが可能になった[29]
  • 2014年5月 回答記入欄が新しくなる。従来は回答記入の際に別ページへ飛んでいたが、質問と同じページに投稿記入枠が用意されてそこに記入するようになった。
  • 2014年7月23日 解決済みの投稿に補足できる新機能「ちょい足しアンサー」が追加。
  • 2015年6月9日 それまで21段階だった知恵袋のグレードが100段階に変更される(知恵ノートは従来通り)。
  • 2015年9月15日 解決済みの投稿に補足できる機能「ちょい足しアンサー」が終了。これにより、今までの補足の閲覧が不可能になった[30]
  • 2015年12月17日 「活躍中のチエリアン」のうち、「アドバイザー」「知恵袋マスター」の称号が廃止される。
  • 2016年4月7日 サーバーメンテナンスと同時に実施されたAndroid版アプリのアップデートにより、Androidからも匿名投稿(ID非公開)機能をYahoo!プレミアムへの入会不要かつ知恵コイン0枚で利用できるようになった。
  • 2016年4月25日 Google認定ユーザー制度が導入され、「Google注目ユーザー」と「Googleトップレベルユーザー」が「活躍中のチエリアン」の称号として新設された。
  • 2016年12月14日 携帯電話版Yahoo!知恵袋のサービスを終了[1]
  • 2017年11月3日 知恵ノートのサービス提供終了[2]
  • 2019年4月3日 プレミアム特典を廃止
  • 2019年9月11日 質問詳細ページなどで表示される冒頭3文字以降「*」で伏せられた文字列(Yahoo! JAPAN IDまたはニックネーム。一度登録したものは変更できない。英数字のみ。)がMy知恵袋で設定された名前(変更に制約はない。和文にも対応。)に変更された。また、以前はYahoo! JAPAN IDまたはニックネームが識別子として使用されたMy知恵袋のURLがユーザーごとに固有に割り振られたランダムな数字列に変更された[31]
  • 2019年10月17日 知恵袋アカウント移行ツール提供開始(詳細は次項)
  • 2019年12月11日 同年6月より告知されていたニックネーム(複数アカウント)機能終了。すでに登録されていたニックネームも複数の使用はできなくなり、期間限定で他のYahoo! JAPAN IDに移行するサービスが提供された[32]
  • 2020年1月16日 ライフ制度の廃止
  • 2020年2月27日 投票機能の廃止[6]
  • 2020年10月8日 大規模な不具合の発生
  • 2020年10月12日 不具合を受けて一部機能変更。これをもって他の利用者のこれまでの質問・回答をユーザーページから一覧で閲覧することができなくなった[33]
  • 2020年12月7日 利用のルール変更
  • 2021年3月9日 「トップページ」「ヘッダー(全ページ)」のデザイン変更[34]
  • 2021年3月11日 My知恵袋のデザインが刷新される。また、これに伴いかつては知恵コインを消費して任意に選択できたPC版のテーマ機能が廃止された。「ノーマル」以外のテーマを設定している場合は設定に必要な知恵コインには関係なく一律1000枚の返却が行われた[35]

旧システム

ベータ版(2004年4月7日 - 2005年10月31日)

貢献度(ポイント)は、質問や回答などの投稿・ログイン(1日1回)・ベストアンサーに選ばれたりすると加点され、質問や回答を削除されると減点された。獲得貢献度によりレベルが 1 - 10 まで設定され、特に貢献度が多い参加者を上位100位までランキングしていた。貢献度を加点する際、投稿の質は考慮されなかったため、内容の薄い回答を繰り返して不正に貢献度を稼ぐ参加者が多く見られた(回答が削除されにくいこと、また質問が期限切れになった場合も回答が貢献度対象になるという仕様が悪用された。後者は正式版公開時に対処された)。

また、参加者はIDを非公開にすることも可能であった。正式版移行後はID非公開は廃止されたが、現在でもベータ時代に投稿された質問・回答はID非公開のまま残っているものもある。また、前述のようにID非公開機能は2012年4月5日より解決済み質問に限って10月末までの期間限定で提供され、その後11月28日にはプレミアム会員限定で「解決済みの質問・回答の投稿者名を非公開にする機能」が追加された。 2019年4月3日 プレミアム特典が廃止されたため一般の利用者でも「解決済みの質問・回答の投稿者名を非公開にする機能」が利用可能になった。

正式版(2005年11月7日 - 2006年12月14日)

貢献度の仕組みは、質問を解決すると上がるという点のほか、大きな変更は無かった。

レベルの概念がより重視されるようになった。レベル数(1 - 25)は投稿者名の横に表示された。レベルは投稿数に応じて上がり、規約違反による管理者削除が一定まで増えると一気に下がった(意図的な違反投稿を抑制するための仕様)。2006年12月のリニューアルではベストアンサー率を重視したグレード制度へ変更された。

ランキングは開始当初、レベル・貢献度・ベストアンサーランキングの3つがあり、その後、週間ベストアンサー・週間 質問投稿・週間 回答投稿・(検索)キーワード・アクセスランキングが追加された。

規制

Yahoo!知恵袋では参加者の投稿に対する規制が何度も見直しされ、強化されている。
株主総会でも株主から多数のIDを取得して類似質問を繰り返し投稿されている事を指摘されその対策として、2021年4月より、ID取得に電話番号の登録が必要になった[36]

「おしゃべり、雑談」カテゴリ

雑談、投稿練習といった質問がなるべく他の質問と混在してしまわないようにするため、交流掲示板として利用できるスペースとして「おしゃべり、雑談」というカテゴリが提供されている。下位のカテゴリは以下のようになっている[37]

  • ユーモア、ネタ
    • アスキーアート
  • 大喜利
  • クイズ
  • 雑談
  • 投稿練習

このカテゴリには、

  • 質問者がベストアンサーを選ぶ機能がない[38]
  • 質問がトップページに表示されない[38]
  • カテゴリの変更ができない[38]

など、第1カテゴリに設定した場合のみ、他のカテゴリとの差異がある。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 以前は、この回答を取り消すを押した後、URLのans_del_confirmの部分をanswerに書き換え、Enterを押せば編集になっていた。なお、回答をコピーしておく必要がある。

出典

  1. ^ a b - Yahoo!知恵袋オフィシャルブログ
  2. ^ a b c - Yahoo!知恵袋オフィシャルブログ
  3. ^ Yahoo!知恵袋をもっと楽しめる「プレミアム会員特典」 - Yahoo!知恵袋[]
  4. ^
  5. ^
  6. ^ a b c 投票機能廃止について
  7. ^ - Yahoo!知恵袋オフィシャルブログ
  8. ^ - Yahoo!知恵袋オフィシャルブログ
  9. ^ グレードについて
  10. ^ 「ba」のタグが付けられた質問
  11. ^ オールザッツYahoo!知恵袋 ~祝4周年・ブクラーさん大集合~
  12. ^ 「活躍中のチエリアン」とは
  13. ^ グレード
  14. ^ 知恵コイン
  15. ^ 「知恵コレクション」について
  16. ^ 不快な投稿者をブラックリストに登録する
  17. ^ アカウント利用停止ルールの変更について
  18. ^ 「2004」年のお知らせ - Yahoo!知恵袋
  19. ^ 「2005」年のお知らせ - Yahoo!知恵袋
  20. ^ 「2006」年のお知らせ - Yahoo!知恵袋
  21. ^ 「2007」年のお知らせ - Yahoo!知恵袋
  22. ^ YOMIURI ONLINE 2009/01/08 (リンク切れ)
  23. ^ 「2008」年のお知らせ - Yahoo!知恵袋
  24. ^ 「2009」年のお知らせ - Yahoo!知恵袋
  25. ^ - Yahoo!知恵袋
  26. ^ お知らせ - Yahoo!知恵袋
  27. ^ 「解決済みの質問の投稿者名を非公開にできる」機能を提供終了しました。 - Yahoo!知恵袋オフィシャルブログ - Yahoo!ブログ
  28. ^
  29. ^ 『知恵袋で歌詞の投稿ができるようになりました』(プレスリリース)Yahoo!知恵袋、2014年3月13日http://blogs.yahoo.co.jp/yjchiebukuro_staff/69145503.html2014年3月14日閲覧 
  30. ^
  31. ^ HTML)『My知恵袋URLと表示名を変更いたしました』(プレスリリース)ヤフー株式会社、2019年9月11日https://chiebukuro.yahoo.co.jp/blog/2019/09/11-01.html2022年8月13日閲覧 
  32. ^ HTML)『ニックネーム機能廃止およびMy知恵袋に関するFAQ』(プレスリリース)ヤフー株式会社、2019年7月8日https://chiebukuro.yahoo.co.jp/blog/2019/07/nickname-termination-faq.html2022年8月13日閲覧 
  33. ^ HTML)『My知恵袋の機能変更のお知らせ』(プレスリリース)ヤフー株式会社、2020年10月12日https://chiebukuro.yahoo.co.jp/blog/2020/10/12-01.html2022年8月13日閲覧 
  34. ^ HTML)『トップページ、ヘッダー(全ページ)のデザイン変更のお知らせ』(プレスリリース)ヤフー株式会社、2021年3月9日https://chiebukuro.yahoo.co.jp/blog/2021/03/09-01.html2022年8月13日閲覧 
  35. ^ HTML)『【追記あり】My知恵袋のデザインを変更いたしました』(プレスリリース)ヤフー株式会社、2021年3月11日https://chiebukuro.yahoo.co.jp/blog/2021/03/11-01.html2022年8月13日閲覧 
  36. ^ HTML)『違反投稿者に対する投稿停止措置を強化いたします』(プレスリリース)ヤフー株式会社、2021年4月21日https://chiebukuro.yahoo.co.jp/blog/2021/04/21-01.html2022年8月11日閲覧 
  37. ^ カテゴリ一覧 - Yahoo!知恵袋
  38. ^ a b c Yahoo!知恵袋 ヘルプ - 「おしゃべり、雑談」カテゴリとは

関連書籍

  • 連結社 編 編『みんなの「知恵袋」』Yahoo! JAPAN 監修、PHP研究所、2005年12月14日。ISBN (978-4-569-64662-6)。  - 過去の質問と回答をまとめた新書。

関連項目

外部リンク

  • Yahoo!知恵袋
  • Yahoo!知恵袋 (@yahoochiebukuro) - Twitter
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