モンデゴ川(Rio Mondego 発音: [mõˈðeɣu])は、ポルトガル領内のみを流域とする河川の中で、最も長い川である。
ポルトガル本土で最も高い山脈であるイシュトレーラ山脈に源を発する。(ゴーヴェイア)から234キロメートルあり、コインブラを流れ、(フィゲイラ・ダ・フォシュ)で大西洋に注ぐ。
フィゲイラ・ダ・フォシュ付近の河口の三角江とムラセイラ島には潮間帯、塩性湿地、塩類平原、ヨシ原、コメの田んぼ、養魚池が多く、渉禽類、特にソリハシセイタカシギ、オオフラミンゴなどの重要な中継地およびセイタカシギ、コアジサシなどの重要な繁殖地である。河口一帯の水域ではウミヤツメ、(アリスシャッド)、(トウェイトシャッド)などの漁業が行われ、2005年にラムサール条約登録地となった[1]。
ギャラリー
モンデゴ川に架かる(エウロパ橋)
夜のモンデゴ川(コインブラ)
脚注
- ^ “Mondego Estuary | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2006年1月1日). 2023年4月11日閲覧。
外部リンク
- Mondego Estuary | Ramsar