メルヴィン・オリバ・ジェルサレム(Melvin Oliva Jerusalem、1994年2月22日 - ）は、フィリピンのプロボクサー。ブキドノン州(マノロ・フォルティッチ)出身。現WBO世界ミニマム級王者。
来歴
2014年にセブ島での試合でプロデビューし、その後11連勝と快進撃を見せる。
2017年1月25日、ピッサヌローク県でWBC世界ミニマム級王者のワンヒン・ミナヨーティン（タイ）と対戦し、12回0-3（2者が113-114、113-115）の判定負けを喫した[1][2]。
2021年7月16日、OPBF東洋太平洋ミニマム級王座決定戦を同国人の(トト・ランデロ)と戦い、12回判定勝ちで王座を獲得した[3]。
OPBF王座獲得後はノンタイトル戦2試合に勝ち、2023年1月6日、大阪府立体育会館（エディオンアリーナ大阪）にて二度目となる世界王座挑戦試合としてWBO世界ミニマム級王者谷口将隆（ワタナベボクシングジム）と対戦し、2回1分4秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[4][5]。
2023年1月30日、WBOからWBO世界ミニマム級1位オスカー・コラーゾとの指名試合が発令された[6]。しかし交渉は難航し同年2月27日WBO本部で行われた入札で亀田興毅率いる3150FIGHTの101,000ドルを提示したのに対しコラーゾを擁するゴールデンボーイ・プロモーションズとミゲール・コット率いるプロモシオーネ・ミゲール・コットの連合が152,000ドルを提示した為コラーゾ側の落札を許した[7][8]。
獲得タイトル
脚注
- ^ 『ナンバー』ボクシング総力特集号、ワンヘンV6 Boxing News（ボクシングニュース） 2017年1月25日
- ^ Filipino boxer Jerusalem loses close decision to Thai champ Menayothin Rappler Jan 25, 2017
- ^ Jerusalem wins rematch with Landero, walks away with OPBF title Cebu Daily News July 17,2021
- ^ “谷口将隆 悪夢の王座陥落…5年半ぶりの地元戦でジェルサエムに衝撃の初TKO負け”. スポニチ (2022年1月6日). 2023年1月6日閲覧。
- ^ Melvin Jerusalem Wins WBO Strawweight Title With Stunning 2nd Round Knockout of Masataka Taniguchi BOXING SCENE Jan 06, 2023
- ^ “WBO orders Melvin Jerusalem vs Oscar Collazo minimumweight title fight”. badlefthook.com (2023年1月30日). 2023年1月31日閲覧。
- ^ “Melvin Jerusalem-Oscar Collazo WBO Purse Bid Declared 'Deserted', Rescheduled For February 27”. boxingscene.com (2023年2月23日). 2023年2月24日閲覧。
- ^ “Jerusalem-Collazo: Golden Boy and Cotto Promotions ($152,000) Win Purse Bid For WBO Title Fight”. boxingscene.com (2023年2月27日). 2023年2月27日閲覧。