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メルセデス・ベンツ・W223(Mercedes-Benz W223 )は、ドイツの自動車メーカーであるメルセデス・ベンツ・グループがメルセデス・ベンツブランドで展開しているSクラスの、7代目モデルである [1] 。W223はそのコードネーム。2021年から製造・販売されている。
メルセデス・ベンツ・Sクラス W223/V223 | |
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S500 4MATIC ロング フロント | |
概要 | |
販売期間 | 2021年 - (日本:2021年1月 - ) |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 4ドアセダン |
駆動方式 | 四輪駆動(4MATIC) |
(パワートレイン) | |
エンジン | OM656型 2,925cc 直6 DOHC ディーゼルターボ M256型 2,999cc 直6 DOHC ターボ M176型 3,982cc V8 ツインターボ |
モーター | インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(ISG) [S 500/S 580] |
最高出力 | エンジン 243kW(330PS)/ 3,600-4,300rpm[OM656型] 320kW(435PS)/ 6,100rpm[M256型] 370kW(503PS)/ 5,500rpm[M176型] ISG 16kW[S 500] 15kW[S 580] |
最大トルク | エンジン 700Nm(71.4kgm)/ 1,200–3,200rpm[OM656型] 520Nm(53.0kgm)/ 1,800–5,800rpm[M256型] 700Nm(71.4kgm)/ 2,000–4,000rpm[M176型] ISG 250Nm[S 500]/ 180Nm[S 580] |
変速機 | 9速AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 3,105 mm[標準] 3,215 mm[ロング] |
全長 | 5,180 mm[標準] 5,290 mm[ロング] |
全幅 | 1,920 mm |
全高 | 1,505 mm |
系譜 | |
先代 | メルセデス・ベンツ・W222 マイバッハ・57/62 |
開発と発売
2021年1月28日発売(日本市場)[2]。本モデルでは全車4MATIC車(四輪駆動車)となっており、先代モデル(W222)まで設定されていたFR車(後輪駆動車)の設定は無くなった。また、先代モデルでは左ハンドルモデルのみ4MATIC車(四輪駆動車)のラインアップであったが、本モデルより全グレードにおいて右ハンドル車・左ハンドル車の設定が存在する。
日本仕様車は全車四輪操舵機能を搭載し、先代と比べて0.2mほど最小回転半径が狭められている。また、海外仕様には存在する通常のグリップドアハンドル仕様は日本仕様には存在せず、全てフラッシュフィットドアハンドル(格納式ドアハンドル)が装備されている。
同年9月3日には、日本仕様に、4.0L V型8気筒ツインターボエンジンであるM176型に、48V電気システムとISGを搭載した「S 580 4MATIC」・「S 580 4MATIC long」の追加設定を発表[3]、併せて、既存モデルは同年9月配車分から一部仕様変更され、前方の路面の凹凸をカメラで認識してフラットな姿勢を常に維持することが可能な「E-ACTIVE BODY CONTROL」を「S 500 4MATIC」・「S 500 4MATIC long」を新たにオプション設定、従来はブラック内装専用だった「MBUXインテリア・アシスタント」をブラック以外の内装色にも装備が可能となった一方、アクティブアンビエントライト及び一部オプション装備の設定を停止。また、原材料費の高騰等に対応するため価格改定も実施された。
2022年6月27日には、日本仕様にプラグインハイブリッドモデルの「S 580 e 4MATIC long」の追加設定を発表(既に予約受注は行われており、7月より納車予定)[4]。3.0L 直列6気筒エンジンであるM256型に、永久磁石同期モーターEM0017型を組み合わせ、時速140 km/hまでは、モーターのみの単独走行が可能となっており、交流普通と直流急速(CHAdeMO規格)の2種類の充電方式に対応している。
オプションのフラッシュフィットドアハンドルを備えたW223の背面図
標準のホイールベースの長さとフラッシュフィットハンドルを備えたW223の側面図
メルセデス・マイバッハSクラス
先代モデル(X222)でサブブランドとして「マイバッハ」の名称を復活させたメルセデス・マイバッハ・SクラスはW223をベースとしたZ223として初のフルモデルチェンジとなり、2021年7月1日に日本仕様が発表された(同日より先行予約を開始、納車は11月以降となる)[5]。
W223のロングホイールベース仕様からさらにホイールベースが180mm延長され、延長分すべてを後席の拡充に充てられた。併せて、Cピラーはより垂直に近い角度となり、大型化して重量が増したリアドアには電動開閉機能(後席コンフォートドア)が備わり、開閉が容易になるだけでなく、MBUXに統合されたアクティブブラインドスポットアシストの採用により、後方から近づく歩行者を検知した場合には機能を自動的に停止するなど、安全面にも配慮されている。
Sクラス同様に、先代モデルのX222に設定されていたFR車(後輪駆動車)の設定が無くなり、「4MATIC」を搭載した四輪駆動車のみの設定となる。また、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を搭載した「メルセデス・マイバッハ S 580 4MATIC」ではSクラス同様に右ハンドル車・左ハンドル車両方が設定されているが、V型12気筒 6.0L ツインターボエンジンM279型を搭載する「メルセデス・マイバッハ S 680 4MATIC」では左ハンドル車のみの設定となる。
エンジン
エンジンは先代(W222)後期型よりキャリーオーバーされたM256型直列6気筒ガソリンターボエンジンと、OM656型直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載する。
トランスミッション
トランスミッションも先代よりキャリーオーバーされた「9G-TRONIC」9段ATを搭載する。
寸法
先代モデルの全長が5125mm(標準ボディ)並びに5285mm(ロングホイールベース)だったのに対し[6]、現行型は5180mm(標準ボディ)並びに5290mm(ロングホイールベース)となっており、どちらもわずかながら増加している[7]。
参考文献
- ^ Padeanu (2020年9月2日). “2021 Mercedes S-Class Debuts Today: See The Livestream Here”. Motor1. 2021年3月1日閲覧。
- ^ https://media.mercedes-benz.jp/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%80%8CS%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%80%8D%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A1%A8/
- ^ “【メルセデスベンツ Sクラス 新型】V8気筒エンジン+ISG搭載モデルを追加”. レスポンス (2021年9月3日). 2021年9月9日閲覧。
- ^ (PDF)『「S 580 e 4MATIC ロング」を追加』(プレスリリース)メルセデス・ベンツ日本株式会社、2022年6月27日2022年6月30日閲覧。 。
- ^ “メルセデス・ベンツ、新型「メルセデス・マイバッハ Sクラス」 最新テクノロジーとクラフトマンシップによる高級素材を随所に採用”. Car Watch (2021年7月1日). 2021年7月1日閲覧。
- ^ https://www.mercedes-benz.jp/catalog_archive/detail/s-class/w222/S_DI_web_181212.pdf?_ga=2.59875882.68612012.1620497438-403336287.1607154648
- ^ http://www.mercedes-benz.jp/catalog/s-class/ebook/spec/index.html
外部リンク
- オフィシャルサイト(ドイツ)
- S-Class Sedan - メルセデス・ベンツ日本
- Mercedes-Maybach S-Class - メルセデス・ベンツ日本