メタフォリカルブランディング(英: Metaphorical Branding)とは、人間の認知活動がすぐれてメタファー的(レトリック的)であるという認識に立ち、ブランド構築の方法論を考えていくフレームワークである。
ブランドを記憶スキーマとして定義し、現状のブランドの姿を把握し、そのスキーマをダイナミックに変換するために、メタファーの持つ「写像」の作用を援用する点がその特徴にある。具体的には、A(対象)をB(メタファー)に喩えるという単純な作業を戦略的に行う手法。
参考文献
- (山本真郷)、渡辺寧『非営利組織のブランド構築 : メタフォリカル・ブランディングの展開』(西田書店)、2006年。ISBN (4-88866-435-8)。
- George Lakoff (1996) (英語). Moral politics : what conservatives know that liberals don't. Chicago: University of Chicago Press. OCLC 33665953(ジョージ・レイコフ 著、小林良彰・鍋島弘治朗 訳『比喩によるモラルと政治 : 米国における保守とリベラル』木鐸社、1998年。ISBN (4-8332-2262-0)。)