- ムーレ・オ・ロムスダール県
- Møre og Romsdal fylke
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県の紋章
ムーレ・オ・ロムスダール県(Møre og Romsdal [ˈmøːrə o ˈrʊmsdɑːl] ( (音声ファイル)))はノルウェーの県。ヴェストラン地方の最北部にある。東にソール・トロンデラーグ県、南にオップラン県、西にソグン・オ・フィヨーラネ県、北にノルウェー海と接している。県庁所在地はモルデ。ロムスダール県として一般的に知られている。
名称・県章
ムーレ・オ・ロムスダールという名称は1936年に付けられた。ムーレはノールムーレとサンムーレの両地域を表し、ロムスダールはロムスダール地域を表している。1919年まではこの県はロムスダール県と呼ばれており、1919年から1935年まではムーレ県と呼ばれていた。
県章は1978年に決められたもので、3つのマークはそれぞれバイキングの船を表しておりマストが十字を表す。 3つのマークがそれぞれサンムーレ、ロムスダール、ノールムーレの三地域を表す。
地域
この県は慣習的に3つの地域に分けられる。 ノールムーレ、ロムスダール、サンムーレがそれぞれ北部、中部、南部となっている。商業的、文化的な関係にもかかわらず、地域の間には伝統的な競争意識がある。歴史的に、ノールムーレはソール・トロンデラーグ県と関係が強く、ロムスダールはオップラン県、サンムーレはソグン・オ・フィヨーラネ県との関係が深い。地域間の方言の違いがこれを如実に表している。地理的特徴ゆえ、この県は人口の多い島を多く持っており、いくつかの深いフィヨルドがある。海上交通に依存しており、その多くがカーフェリーの会社である。(MRF社)は1921年から存続している。