ムカシマンモス(学名:Mammuthus protomammonteus)は、約120万から70万年前(前期~中期更新世)にかけて日本各地に生息していたとされる、哺乳綱長鼻目ゾウ科の動物。現在は絶滅している。ケナガマンモスの古い祖先と考えられている。化石は北海道から沖縄にかけて分布[1]。化石は複数の名前で呼ばれるものがあり、「シガゾウ(滋賀象)」もその1つである[2][3]。かつて日本には、(ツダンスキーゾウ)、ミエゾウ、アケボノゾウ、ムカシマンモス、トウヨウゾウ、ナウマンゾウ、ケナガマンモス、ハチオウジゾウの計8種類のゾウが生存していたとされるが、この時期には、アケボノゾウとムカシマンモスの2種類が日本に生存していた。