マイケル・モンロー(Michael Monroe, 本名: Matti Antero Kristian Fagerholm (マティ・アンテロ・クリスティアン・ファーゲルホルム), 1962年6月17日 - )はフィンランド出身のロックミュージシャンである。1980年に結成されたフィンランドのロックバンド、ハノイ・ロックス(HANOI ROCKS)のヴォーカリストとして知られる。一部の曲ではサックス、ハーモニカも担当。
略歴
ヘルシンキで生まれ、地元のバンドでサックス奏者として活動した後、ヴォーカリストに転向。ハノイ・ロックスのメンバーとしてデビューを果たす。
ハノイ・ロックスが一旦解散した後、ニューヨークに移り1987年にソロ・デビュー。ソロ2作目『ノット・フェイキン・イット』(1989年)で、初めてビルボード誌のチャート・インを果たす。1990年代には(エルサレム・スリム)や(デモリッション23)を結成するが、いずれも長続きしなかった。2002年、ハノイ・ロックスを復活させる。
ガンズ・アンド・ローゼズがファンで、アクセル・ローズやスラッシュと共演したり、ガンズのアルバム『ユーズ・ユア・イリュージョンI』にも参加した。
2010年、芸名と同名のバンド、「マイケル・モンロー」を結成する[1]。
人物
ストレート・エッジを貫いており、体調管理には最善の注意を払っている。
環境問題の観点から、自動車は所持せず、自転車を主な移動手段としている。戦争や貧困問題にも興味があり、インタビューの際には環境問題や戦争、貧困問題について語ることがある。
2001年に最初の妻と死別したが、2003年に再婚している。
彼をリスペクトするミュージシャンは多く、D'ERLANGERのkyo、ZIGGYの森重樹一などは、髪型まで真似するほどのファンである。
マイケル・モンロー・バンド
メンバー
- マイケル・モンロー (vo, sax, harmonica)
- スティーブ・コンテ (gt)
- リッチ・ジョーンズ (gt)
- サミ・ヤッファ - (ba) 元ハノイ・ロックス
- カール・ロックフィスト - (dr)
元メンバー
- ジンジャー(gt)
- ドレゲン (gt)
- トッド・ユース(gt)
- ジミー・クラーク(dr)
ディスコグラフィー
ハノイ・ロックスも参照。
ソロ・アルバム
- Nights Are So Long(1987年)
- Not Fakin' It(1989年)
- Peace of Mind(1996年)
- Life Gets You Dirty(1999年)[2]
- Take Them And Break Them(2002年)
- Whatcha Want(2003年)
- Sensory Overdrive(2011年)
- Horns And Halos (2013年)
- Blackout States (2015年)
- One Man Gang(2019年)
その他のプロジェクト
- Jerusalem Slim(1992年)
- Demolition 23(1994年)
脚注
外部リンク
- Michael Monroe公式サイト(英語)
- Michael Monroe (michaelmonroeofficial) - Facebook
- HANOI ROCKS@Victor Entertainmentビクターエンタテインメントによる公式ページ(日本語)
- Michael Monroe@Victor Entertainmentビクターエンタテインメントによる公式ページ(日本語)
- AllMusicGuide内のバイオグラフィー(英語)
- HANOI ROCKS FAN SITE / HANOI GUYS