ボローニャ市立劇場(イタリア語: Teatro Comunale di Bologna)は、イタリア・ボローニャ市にある歌劇場。
沿革・概要
1763年に設立された。イタリアを代表する歌劇場の1つとして活動しており、近年はリッカルド・シャイー、ダニエレ・ガッティらが音楽監督を務めたが、現在音楽監督は空席である。
オーケストラは1956年に組織が整えられ、シンフォニー・オーケストラとしての活動が活発化した。オーケストラの主な客演指揮者はセルジュ・チェリビダッケやエリアフ・インバル、ゾルターン・ペシュコーらがいる。
2008年2月より、ダニエレ・ガッティの後任として期待されるミケーレ・マリオッティが首席指揮者を務める。2011年9月には来日し、ベッリーニ『清教徒』、ヴェルディ『エルナーニ』、ビゼー『カルメン』を公演した。
来日公演
2013年からは、京都市において「響の都」と題された公演をおこなっている[1][2][3]。
2016年9月には奈良県平城京跡 第一次大極殿前特設ステージでオペラ「トゥーランドット」の公演が行われ、吉田裕史が指揮を執った。また、2015年から2016年まで吉田裕史が首席客演指揮者を務めた [4]。
録音
主なレコーディングには、シャイー指揮でヴィヴァルディ「四季」やヴェルディの歌劇「マクベス」「リゴレット」とプッチーニの歌劇「マノン・レスコー」などがある他、毎年参加しているペーザロ・ロッシーニ音楽祭におけるロッシーニの歌劇のライブ録音もある。
脚注
外部リンク
- ボローニャ市立劇場公式サイト