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『ホークアイ』(Hawkeye)は、マーベル・スタジオが製作するアメリカ合衆国のインターネットテレビドラマシリーズ。2021年11月24日よりにて配信がスタートした[1]。
あらすじ
サノスとの戦いの後、クリント・バートンは家族とニューヨークでアベンジャーズのミュージカルを観て楽しんでいた。そんな時かつて日本でローニンとして暴れ回った際に使い、現在は手放したローニンのスーツを何者かが使っていることを知るとそれを止めるべく行動をすることになり、その後ローニンのスーツを使っていた少女ケイト・ビショップを捕まえた。ケイトはアベンジャーズに参加することに憧れており、かつてニューヨークの戦いの際に助けてくれたクリントのようになりたいと思うようになり、弓術の練習をしていた。ところがケイトが手を出した相手であるトラックスーツ・マフィアが落とし前をつけるために二人に襲いかかってきてしまい二人の生き残りをかけたサバイバルが始まるのだった。
登場人物・キャスト
- ( クリント・バートン / ホークアイ)
- 演 - ジェレミー・レナー、日本語吹替 - 東地宏樹[2]
- アベンジャーズのメンバーの一人。現在は補聴器を付けている。
- ケイト・ビショップ / ホークアイ
- 演 - ヘイリー・スタインフェルド、日本語吹替 - 種﨑敦美[2]
- ニューヨークの戦いでホークアイに命を救われて以来、ホークアイに憧れる少女。
- (エレーナ・ベロワ / ブラック・ウィドウ)
- 演 - フローレンス・ピュー、日本語吹替 - 田村睦心[2]
- (ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ)からクリント・バートンの殺害を依頼され、クリントを狙う暗殺者。2018年にデシメーションで消滅していたことが判明。
- (ラッキー/ピザ・ドッグ)
- 演 - ジョルト
- 左目が閉じているゴールデンレトリバー。
- ローラ・バートン
- 演 - リンダ・カーデリーニ、日本語吹替 - 加納千秋
- クリントの妻
- クーパー・バートン
- 演 - ベン・サカモト、日本語吹替 - バトリ勝悟
- クリントの息子。
- ナサニエル・バートン
- 演 - (ケイド・ウッドワード)、日本語吹替 - 大地葉
- クリントの息子。
- ライラ・バートン
- 演 - (エイバ・ルッソ)、日本語吹替 - 榎吉麻弥
- クリントの娘。
- エレノア・ビショップ
- 演 - ヴェラ・ファーミガ、日本語吹替 - 井上喜久子[2]
- ケイトの母。警備会社の社長をしている。ケイトは、エレノアの再婚相手であるジャックをよく思っていない。
- アーマンド・デュケイン3世
- 演 - サイモン・キャロウ、日本語吹替 - 秋元羊介
- ジャックの叔父。何者かに殺害される。
- (カジミエシュ・"カジ"・カジミエルチャク)
- 演 - (フラ・フィー)、日本語吹替 - 露崎亘[2]
- トラックスーツ・マフィアのNo.2であり、マヤの幼馴染。マヤとは信頼関係にあったが、実は裏ではキングピンの部下であり、真実に近づこうとするマヤを始末するようにキングピンから命令されていた。6話の終盤で全ての真相に気づいたマヤに手話で諭されるも拒否し対決をするも戦闘不能にされた。
- イヴァン・ヴァイオニス
- 演- (アレクス・ポーノヴィッチ)、日本語吹替 - 渡部俊樹
- トラックスーツ・マフィアの幹部
- トーマス・デルガード
- 演- ピョートル・アダムチク、日本語吹替 - 早川毅
- トラックスーツ・マフィアのメンバー。原作ではニューヨーク市警の警官。
- (ジャック・デュケイン)
- 演 - (トニー・ダルトン)、日本語吹替 - 速水奨[2]
- アーマンドの甥であり、エレノアの再婚相手。剣の達人であり、ケイトとも剣を交えた。
- (マヤ・ロペス / エコー)
- 演 - (アラクア・コックス)
- 聴覚障害を持ち、右足が義足のトラックスーツ・マフィアのリーダー。クリントを狙っており、部下を引き連れ、父親の復讐の機会を狙っている。
- ウィリアム・ロペス
- 演 - ザーン・マクラーノン、日本語吹替 - バトリ勝悟
- マヤの父であり、最初のトラックスーツ・マフィアのリーダー。ローニンに刺され死亡する。
- デレク・ビショップ
- 演 - ブライアン・ダーシー・ジェームス、日本語吹替 - 綿貫竜之介
- ケイトの父。2012年のニューヨークの戦いに巻き込まれて亡くなる。
- (ウィルソン・フィスク / キングピン)
- 演 - ヴィンセント・ドノフリオ 、日本語吹替 - 玄田哲章
- カジがボスと呼んでいるヘルズキッチンを拠点とするスキンヘッドが特徴のデアデビルの宿敵。実はマヤの父親を殺害するためにローニンを雇い、マヤにローニンことクリントを憎ませるように情報を流した黒幕である。第6話にてマヤに撃たれるも生死は不明。
- 演じるドノフリオは『デアデビル』から続投しているが、日本語吹替声優は変更されている。
また第4話のクリント・バートンの回想シーンでスカーレット・ヨハンソンの演じるナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウが登場する
エピソード
通算 話数 | タイトル | 監督 | 脚本 | 公開日 |
---|---|---|---|---|
1 | "憧れのヒーローには会うもんじゃない" "Never Meet Your Heroes" | (リース・トーマス) | (ジョナサン・イグラ) | 2021年11月24日 |
2 | "かくれんぼ" "Hide and Seek" | リース・トーマス | エリサ・クリメント | 2021年11月24日 |
3 | "エコー" "Echoes" | バート&バーティ | ケイティ・マシューソン タナー・ビーン | 2021年12月1日 |
4 | "私たち相棒でしょ?" "Partners, Am I Right?" | バート&バーティ | エリン・カンシノ ヘザー・クイン | 2021年12月8日 |
5 | "ローニン" "Ronin" | バート&バーティ | ジェナ・ノエル・フレイザー | 2021年12月15日 |
6 | "クリスマスがやってきた?" "So This Is Christmas?" | リース・トーマス | ジョナサン・イグラ エリサ・クリメント | 2021年12月22日 |
製作
開発
本作は、マーベル・スタジオが制作するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の5番目のテレビシリーズで、同フランチャイズの映画と連続性を共有し、映画『アベンジャーズ・エンドゲーム』(2019年)の後を描いている。イグラがヘッドライターを務め、リース・トーマスが監督チームを率いている。マット・フラクションとデヴィッド・アジャによる2012年のコミック「Hawkeye」が、本シリーズに大きな影響を与えており、本作には「hawkeye」に登場したトラックスーツ・マフィアやカジ/クラウン、クレブが登場する。
ジェレミー・レナーは映画シリーズのクリント・バートン役を再演している。新たなホークアイ、ケイト・ビショップ役としてヘイリー・スタインフェルドが加わっている。また、トニー・ダルトン、フラ・フィー、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、アレクス・パウノヴィッチ、ピョートル・アダムチク、リンダ・カーデリーニ、サイモン・キャロウ、ヴェラ・ファーミガ、アラクア・コックスが出演している。
マーベル・スタジオは2019年4月までに開発。同年7月にシリーズが正式に発表された。9月にはイグラが参加したが、その時点でスタインフェルドが非公式に参加していたと伝えられている。2020年7月にトーマスとバート&バーティが監督として加わり、同年12月にニューヨークで撮影が開始された。スタインフェルドと追加キャストが決定し、2021年4月下旬に撮影が終了。追加の撮影はジョージア州アトランタで行われた。
脚本
キャスティング
撮影
マーケティング
リリース
本ドラマを2021年11月24日にDisney+にて初回を配信開始し、以降は毎週水曜日に最新話を追加することを2021年7月30日にマーベル・スタジオが発表した[1][3]。
2022年10月22日、ホークアイは2022年9月の74回エミー賞のリミテッドシリーズに選出された為2ndシーズンは無いと言われてたが、ケイト・ビショップ役を演じたヘイリー・スタインフェルドがTwitterに「ついに実現する。皆さんのおかげで……」と話し、同時にジェレミー・レナーがInstagramのストーリーにホークアイのパッチをつけたパンツを着て犬と遊ぶ動画を投稿した。ホークアイ関連作としてはホーク・アイに出ていたエコーのスピンオフ「エコー」が待機中。シーズン2が決定したのか他のMCUに出るのかは未発表だが何らかの進行中と言われている。[4]
脚注
- ^ a b “MCUドラマ「ホークアイ」の配信開始日が11月24日に決定”. IGN Japan (2021年7月30日). 2021年7月31日閲覧。
- ^ a b c d e f “「ホークアイ」吹替版に東地宏樹、種﨑敦美、田村睦心、井上喜久子、速水奨、露崎亘”. 映画ナタリー. ナターシャ (2021年11月22日). 2021年11月22日閲覧。
- ^ “ドラマ「ホークアイ」11月24日より配信決定 ─ ジェレミー・レナー&ヘイリー・スタインフェルドの初写真も米公開”. THE RIVER (2021年7月30日). 2021年7月31日閲覧。
- ^ “「ホークアイ」シーズン2、製作なるか ─ ケイト・ビショップ役ヘイリー・スタインフェルドが「ついに実現」と意味深発言”. THE RIVER (2022年10月25日). 2022年10月27日閲覧。
外部リンク
- ホークアイ - IMDb(英語)