ホンダ・EA型エンジン(ホンダ・EAがたエンジン)は、本田技研工業で製造されていた軽自動車用の4サイクル直列2気筒ガソリンエンジンである。
機構
空冷直列2気筒N360E/LN360E型の後継エンジンとして登場。吸排気バルブは吸/排気とも1個で、タイミングベルト駆動されるが、日本国内で最初にタイミングベルトを採用したエンジンである。エンジンの一次振動を打ち消すためにチェーン駆動された2本のバランサーシャフトを組み合わせている。
市販ガソリンの低鉛化の対応として、バルブシートに耐熱焼結材を使用している。
歴史
バリエーション
- シングルキャブレター仕様
- 弁機構:SOHC ベルト駆動 吸気1 排気1
- 排気量:356cc
- 内径×行程:67.0mm×50.6mm
- 燃料供給装置形式:キャブレター
- 参考スペック(SA ライフ)
- 最高出力:23kW(31PS)/8,500rpm
- 最大トルク:29N·m(3.0kgf·m)/6,500rpm
- 圧縮比:8.8
- デュアルキャブレター仕様
- 弁機構:SOHC ベルト駆動 吸気1 排気1
- 排気量:356cc
- 内径×行程:67.0mm×50.6mm
- 燃料供給装置形式:キャブレター((CVデュアルキャブレター))
- 参考スペック(SA ライフTWIN)
- 最高出力:26kW(36PS)/9,000rpm
- 最大トルク:31N·m(3.2kgf·m)/7,000rpm
- 圧縮比:9.0
搭載車種
- シングルキャブレター仕様
- デュアルキャブレター仕様
- ライフ(SA)
- Z(SA)
脚注
関連項目
- (CVキャブレター)
- ホンダのエンジン型式一覧
外部リンク
- 本田技研工業(オフィシャル)