ホライゾン航空( -こうくう、英: Horizon Air)は、アメリカ合衆国のアラスカ航空グループの航空会社である。アラスカ航空は、おもに、100席以上の旅客機を運用するのたいして、ホライゾン航空は、100席以下の旅客機を運用している。両社のネットワークは、相補的関係にある。カナダとアメリカ合衆国の小都市と大都市のハブ空港を結ぶ便を、多く就航している。
設立 | 1981年 |
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ハブ空港 | ポートランド国際空港 シアトル・タコマ国際空港 ロサンゼルス国際空港 |
マイレージサービス | Mileage Plan |
会員ラウンジ | Board Room |
親会社 | Alaska Air Group |
保有機材数 | 55機 |
就航地 | 51都市 |
本拠地 | ワシントン州シアトル |
代表者 | Jeff Pinneo (CEO) |
外部リンク | http://www.horizonair.com/ |
保有機材は、長い間スウェアリンジェン メトロ(19席)のターボプロップ機を中心に保有し、数少ないジェット機としてフォッカー F28を運航していたが、2001年を最後に保有する全てのジェット旅客機をボンバルディア CRJ700に更新した。なお、以前運航されていたQ300型機は全てQ400型機へ更新されている。
保有機材
ホライゾン航空の機材は以下の航空機で構成される(2018年8月現在):
- ボンバルディア DHC-8-Q400型機 39機
- ボンバルディア CRJ 700型機 17機
事件・事故
- 1988年4月15日、シアトル・タコマ国際空港から離陸したばかりのホライゾン航空2658便の右エンジンで火災が発生した。パイロットは空港へ引き返したが、着陸後に機体の制御を失い、空港の建物に衝突した。死者は出なかったが、乗員乗客31人が負傷した。詳細は「ホライゾン航空2658便火災事故」を参照
- 2018年8月10日、シアトル・タコマ国際空港から空港職員の男性がボンバルディア DHC-8-Q400(N449QX)を盗み出し、無断で離陸した。しばらく低高度を飛行したのちに、ワシントン州ケトロン島に墜落した。幸い乗客は乗っておらず、操縦していた男性が死亡した。地元の報道局によると、男性は自殺目的で飛行したとみられている。これにより、F-15戦闘機がスクランブル発進するなどの事態になった[1][2]。
脚注
関連項目
外部リンク
- Horizon Air(英語版)