プリンセス・メアリー(英: Princess Mary、英: Princess Mary Cocktail[5])は、ジンベースカクテルのひとつ。クリーミーな甘口で食後向き[1][2][3][4]。
概要
1922年のイギリスのメアリー王女の結婚式を記念して考案されたカクテルである[1][2][3][4][6]。アレクサンダーのブランデーをジンに変更したバリエーションともいえる[3]。
ロンドン「シローズクラブ」の(ハリー・マッケルホーン)の考案とされる[2][4][6]。
メアリー王女の結婚にちなんで作られたカクテルにはロンドンのサヴォイ・ホテルの「アメリカン・バー」のバーテンダー、ハリー・クラドックが考案した「プリンセス・メアリーズ・プライド」 (Princess Mary's Pride) というものもある。こちらはカルヴァドスをベースとし、デュボネとドライ・ヴェルモットを加えたものである[5]。
レシピの例
今日ではドライ・ジンの比率を増やしたもの(1.5:1:1)にしたレシピも用いられる[6]。
出典
- ^ a b c d e THE PLACE『カクテル事典』学研パブリッシング、2014年、84頁。ISBN (9784058003206)。
- ^ a b c d e f “プリンセス・メアリー レシピ”. サントリー. 2022年10月14日閲覧。
- ^ a b c d e f 『カクテル完全ガイドうまいつくり方の方程式』(改訂版)池田書店、2021年、80頁。ISBN (978-4262130705)。
- ^ a b c d e f Cocktail 15番地 斎藤都斗武監修、Cocktail 15番地 佐藤淳監修『カクテルの図鑑』マイナビ、2013年、46頁。ISBN (978-4839946234)。
- ^ a b (英語) The Savoy Cocktail Book. Little, Brown Book Group. (2014). p. 129. ISBN (9781472114259)
- ^ a b c “Princess Mary” (英語). Difford's Guide. 2022年10月14日閲覧。