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ブルー・スウェード(BLUE SWEDE)はスウェーデン出身のロックバンド。主に1970年代中期に活躍した。
スウェーデン国内で活躍していたバンド、(スラム・クリーパーズ)にてシンガーとして活躍していた(ビヨン・スキーフス)を中心として1972年に結成される。当初バンドはスウェーデン語で「青いシャツ」を意味する、(ブローブラス)(Blåblus)と名乗っていたが、1973年に、B.J.トーマスが1969年にBillboard Hot 100の5位を記録するヒットとなった、"ウガ・チャカ"(Hooked On a Feeling)をカヴァーしたのが、イギリスのシンガーソングライター、プロデューサーの(ジョナサン・キング)に認められ、これを切っ掛けとして、バンド名をブルー・スウェードに改めて、全米・全英デビューを果たすことになる。この"ウガ・チャカ"は母国スウェーデンで同年5月にヒットすると、その後アメリカでもリリースされ、翌1974年4月にBillboard Hot 100の1位に輝くヒットとなった。この曲は1992年に公開されたクエンティン・タランティーノが監督した映画「レザボア・ドッグス」でもBGMとして、使われている。
その後も同1974年に、ジ・アソシエイションが1967年にBillboard Hot 100の2位に送り込んだ、"ネヴァー・マイ・ラヴ"(Never My Love)をカヴァーし、同チャートの7位に送り込むヒットにするも、1976年にシンガーのビヨン・スキーフスがソロ活動を選択し、脱退したことにより、バンドはそのまま解散。わずか2年の活動に終止符を打つことになった。後にビヨン・スキーフスは1975年にABBAのフリーダと共にアルバムを共作し、スウェーデン国内で名声を確立させると、ティム・ライスが手掛けたミュージカル「チェス」のために曲を提供したりしている。