フォートン株式会社(foton inc.)は、日本の(デジタルイメージング)専門会社。日本のデジタルフォトの草分け。2011年に発表された動画に対するレタッチ技術である「ムービーレタッチ」が世界で高い評価を受けている[1]。
概略
1988年に写真家の甲斐彰、西山慧らが日本で初めてのデジタルイメージング専門の会社として設立する[2][3][4]。当時は、写真をデジタル処理するソフトウェアも無く、ハードウェアも無く、写真とデジタルの融合は未知の世界であった[注 1]。そんな中で甲斐は「デジタルテクノロジーの出現が写真表現を画期的に進化させる」と公言していたが、周囲からは奇異の目で見られていたという[3]。
以降、日本のデジタルイメージング界を牽引し、広告写真のレタッチを専門に手がける[1][4]。
2011年に動画に対する静止画レベルのレタッチ技術である「ムービーレタッチ」を開発し、世界中から高い評価を受けている[1][2][5]。
主な作品
脚注
- ^ Adobe Photoshop1.0が販売されたのが1990年
出典
- ^ a b c 、2014、「スティルと同じクオリティ! fotonのムービーレタッチ」、『+DESIGNING』2014年8月号(Vol.37)、マイナビ pp. 40
- ^ a b “事例紹介 SRMASTER 映像制作機材”. 2016年8月15日閲覧。
- ^ a b “HP Workstation 導入事例紹介 foton inc. /フォートン株式会社”. 2016年8月15日閲覧。
- ^ a b 丸山陽子. “フォトレタッチャー フォートン株式会社”. 2016年8月15日閲覧。
- ^ “フォトレタッチならぬムービーレタッチで女性を若返らせる驚異の技術” (2012年11月6日). 2016年8月15日閲覧。
- ^ “フォートンがHP Workstationを選んだ理由 Vol.4 西山慧” (2012年4月13日). 2016年8月15日閲覧。
- ^ a b “第69回 広告電通賞 入賞作品”. 2016年8月15日閲覧。
- ^ “2015年度広告主参加の部:過去の受賞作品:朝日広告賞”. 2016年8月15日閲覧。
- ^ “【公式サイト】映画『国際市場で逢いましょう』5月16日㈯ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー”. 2016年8月15日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト