フェリックス・ド・リュクサンブール(フランス語: Félix de Luxembourg, 1984年6月3日 - )は、ルクセンブルク大公子。ナッサウ公子の称号も持つ。ルクセンブルク大公位継承順位第4位。
経歴
1984年、アンリ大公世子とその妃マリア・テレサの次男(第2子)として生まれる。洗礼式の代父母は父方叔父の(ジャン)大公子と母方叔母のカタリーナ・メストレが務め、曾祖父のフェリックス・ド・ブルボン=パルムに因んで名づけられた。兄に大公世子のギヨームが、弟妹にルイ大公子、アレクサンドラ大公女、セバスティアン大公子がいる。
(インターナショナル・スクール・オブ・ラクセンバーグ)、スイスの寄宿学校(ボー・ソレイユ校)などで学んだ。ボー・ソレイユ校を卒業した2003年、イギリスのサンドハースト王立陸軍士官学校に入校したものの、膝の怪我のために訓練半ばで退校した。現在はスイスのスポーツマネジメント企業グラン・シュレム・マネジメント(Grand Chelem Management SA)に広報部スタッフとして務めている。2009年10月、ルクセンブルク宮廷はフェリックス大公子がローマにある教皇庁立神学大学の一つ、(教皇庁レジーナ・アポストロルム大学)の生命倫理学の修士課程に進むことを発表した。同大学に在学中、フェリックスは契約社員として働く予定である。
フェリックスはポロやスキーなどのスポーツの他、木工も趣味としている。スポーツ関係のイベントに大公家の代表として出席することが多く、ルクセンブルク・バスケットボール協会の名誉総裁やルクセンブルク・パラグライディング・サークルのパトロンを務めている。
結婚と子女
2012年12月12日、ドイツ出身の一般人である(クレア・ラーデマッハー)との婚約を発表し、翌2013年9月に挙式した。
2014年6月15日、長女(第1子)となる(アマリア・ガブリエラ・マリア・テレサ)が誕生した。2016年11月28日、長男(リアム・ド・リュクサンブール)が誕生した。
外部リンク
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