ピーター・ハイン(Peter Hein、1973年8月12日 - )は、インドのボリウッド・南インド映画で活動するアクション振付師、アクション監督[1]。代表作に『Anniyan』『ボス その男シヴァージ』『Ghajini』『マガディーラ 勇者転生』『ロボット』『Raavanan』『7aum Arivu』『Kochadaiiyaan』『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』『Pulimurugan』『Madhura Raja』があり、(フィルムフェア賞 アクション賞)、ナショナル・フィルム・アワードアクション振付賞を受賞している。
キャリア
ポンディシェリ連邦直轄領カーライッカールの出身で、幼少期をチェンナイの(ヴァダパラニ)で過ごした。タミル人の父親とベトナム人の母親との間に生まれ、父ペルマルはアシスタント・アクション・マスターをしていた。成人後、ピーターはタミル語映画、テルグ語映画、マラヤーラム語映画でアクション・エキストラ及びアシスタント・アクション・マスターとしてキャリアをスタートさせる。彼はアクション監督の(カナル・カンナン)、(ヴィジャヤン)の下でアシスタントを務め、(ガウタム・メノン)の『Minnale』でアクション監督デビューする。同作のアクション指導を評価した(クリシュナ・ヴァムシ)から『Murari』のアクション監督に起用され、これ以降複数のタミル語映画、テルグ語映画でアクション監督、スタント監督を務めるようになった。2005年に(ラーム・ゴーパール・ヴァルマ)からオファーを受け『James』のアクション監督を務めた。(マニ・ラトナム)から『Raavan』のオファーを受けるが、『マガディーラ 勇者転生』のスケジュールと重なっていたため、『Raavan』には限定的な参加に留まった。
受賞歴
- (タミル・ナードゥ州映画賞 スタント・コーディネーター賞):『Bose』(2004年)
- フィルムフェア賞 南インド映画部門アクション監督賞:『Anniyan』(2005年)
- (フィルムフェア賞 アクション賞):『Ghajini』(2009年)
- (エジソン賞):『ロボット』(2010年)
- タミル・ナードゥ州映画賞 スタント・コーディネーター賞:『Ko』(2011年)
- 南インド国際映画賞アクション振付賞(2011年)
- (ノルウェー・タミル映画祭賞)アクション振付賞:『Ko』(2011年)
- (ナンディ賞 アクション指導賞):『バーフバリ 伝説誕生』(2015年)
- (アジアネット・フィルム・アワード)審査員特別賞(2017年)
- ナショナル・フィルム・アワードアクション振付賞:『Pulimurugan』(2016年)
出典
- ^ Malani, Gaurav (2009年3月27日). . (Indiatimes) (27 March 2009). オリジナルの2012年5月15日時点におけるアーカイブ。2011年8月6日閲覧。
外部リンク
- Peter Hein - IMDb(英語)