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ピアノソナタ第4番[1] イ短調 作品164, D 537 は、フランツ・シューベルトが1817年に作曲したピアノソナタ。中間楽章の美しい主題が後年の大作(第20番)に応用されるなど、作数の多い大家の創作過程を研究する上で欠かせない。
曲の構成
前作よりも少ない全3楽章。3拍子系に配慮した第1楽章、第3楽章を両端に据えている。
- 第1楽章 アレグロ・モデラート
- 第2楽章 アレグレット・クアジ・アンダンティーノ
- 第3楽章 アレグロ
- イ短調、8分の3拍子。
- 両手のユニゾンの主題。イ短調に始まりながら、同主長調に終わる。調性が不安定。
脚注
- ^ 1888年にドイツのブライトコプフ・ウント・ヘルテル社から出版された際には第6番と表記されていた。