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パティ・ミルズ

パティ・ミルズPatty Mills)ことパトリック・サミー・ミルズPatrick Sammy Mills, 1988年8月11日 - )は、オーストラリア首都特別地域キャンベラ出身のプロバスケットボール選手。NBAブルックリン・ネッツに所属している。ポジションはポイントガード

パティ・ミルズ
Patty Mills
ブルックリン・ネッツでのミルズ
(2022年)
ブルックリン・ネッツ  No.8
ポジション PG
所属リーグ NBA
基本情報
愛称 Patty
Tazmanian Devil
国籍 オーストラリア
生年月日 (1988-08-11) 1988年8月11日(34歳)
出身地 オーストラリア首都特別地域
キャンベラ
身長 183cm (6 ft 0 in)
体重 82kg (181 lb)
ウィングスパン 189cm  (6 ft 3 in)
シューズ アンダーアーマー[1]
キャリア情報
高校 (マリスト・カレッジ)(英語版)
(UCシニア・セカンダリーカレッジ・レイク・ギニンダラ)(英語版)
大学 (セントメリーズ大学)(英語版)
NBAドラフト 2009年 / 2巡目 / 全体55位[1]
プロ選手期間 2009年–現在
経歴
2009-2011ポートランド・トレイルブレイザーズ
2009-2010アイダホ・スタンピード
2011メルボルン・タイガース
2011-2012新疆フライングタイガース
2012-2021サンアントニオ・スパーズ
2021-ブルックリン・ネッツ
受賞歴
  • NBAチャンピオン (2014)
  • NBAスポーツマンシップ賞 (2022)
  • ザ・ドン・アワード受賞 (2021)
  • 2× (オーストラリア国際最優秀選手賞) (2008, 2010)
  • 2× オールWCCファーストチーム (2008, 2009)
  • WCCオールニューカマーチーム (2008)
  • WCCオールフレッシュマンチーム (2008)
  • No. 13 (セントメリーズ大学)永久欠番
Stats Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ オーストラリア

若年期経歴

オーストラリア出身で、オーストラリア先住民アボリジニの血を引く。アンドリュー・ボーガットと同じく、オーストラリア国立スポーツ研究所 (Australian Institute of Sport) の出身[2]2008年北京オリンピックでは、オーストラリア代表に選ばれ、準々決勝のアメリカ戦では28分間の出場で20得点、3アシスト、2スティール、ターンオーバー0の成績をあげた[3]

カレッジ経歴

 
セントメリーズ大学時代のミルズ

ユタ大学(同郷のアンドリュー・ボーガットの出身校)、ウェイクフォレスト大学アラバマ大学ネブラスカ大学などNCAAディビジョンⅠの有力校からも誘いがあったが、2006年11月にNCAAディビジョンⅠに所属する(セントメリーズ大学)に入学を決めた。セントメリーズ大ゲールズで2年間プレーし、ウェストコースト・カンファレンスの新人王を獲得するとともに、オール・ウェストコースト・カンファレンス・ファーストチームに1年目、2年目共に選出された。2年目のシーズンは平均18.4得点、 2.4リバウンド、3.9アシスト、2.2スティールを記録している[4]

NBA経歴

ポートランド・トレイルブレイザーズ

 
2014年、優勝トロフィツアー中のアロン・ベインズ(左)と右肩療養中のパティ・ミルズ(右)

2009年のNBAドラフト2巡目55位で、ポートランド・トレイルブレイザーズに指名を受けNBAのプレーヤーとなった[5]。1年目は足の指の骨折のため10試合程度の出場に止まったが、2年目は控えながら60試合以上に出場し、平均5.5得点、1.7アシストを記録した。

ロックアウト

2011年のロックアウトに伴い、オーストラリアリーグ(NBL)メルボルン・タイガースと契約した[6]。NBAでプレーした初のNBL選手となった[7]。同年11月メルボルンとの契約を解除、より高額である100万ドルのオファーを出した中国プロバスケットボールリーグ新疆フライングタイガースに加入することとなった[8]

サンアントニオ・スパーズ

 
サンアントニオ・スパーズ時代のミルズ(2014年)

2012年1月、新疆フライングタイガースとの契約を解除し[9]。労働ビザの獲得待ちであったが[10][11]、 ブレイザーズもミルズに提示していたクオリファイング・オファーを取り下げたことで完全FAとなり、2012年3月サンアントニオ・スパーズと契約を結んだ[12]。 2011-12シーズンは、スパーズでプレーを開始したのが3月末で、シーズン終盤のみの出場だったが、短時間の出場にも関わらず、1試合平均10得点以上を記録し、引き続き契約を得た。2012年オリンピックでは、オーストラリア代表メンバーであり、代表チームのヘッドコーチは、当時サンアントニオ・スパーズのアシスタントコーチだったブレット・ブラウンが務めた。アメリカ代表のケビン・デュラントを超える平均得点21.2を挙げ、この大会のスコアリング・リーダーとなり、攻撃力を証明した。

  • 2012-13シーズンは、スパーズが2009年ドラフトで指名し、ヨーロッパのリーグで研鑽していたナンド・デ・コロが加入し、ガードポジションの出場時間が分散されたことから出場時間が増やせず、成績を落としている。
  • 2013-14シーズンは、これまで出場時間を制限される理由の一つであった体重をトレーニングキャンプまでに6.8kg減量した効果が現れ持ち前の俊敏さを更に増し、粘り強さと積極性を活かすことで守備、攻撃ともに改善され、安定した出場機会を得た。1試合平均18.9分の出場となり、ダニー・グリーンマルコ・ベリネッリを抑えて、チーム最多のシーズン135本の3ポイントを決めるなど、キャリアで最高のシーズンとなった。ポストシーズンも出場時間を351分と大幅に伸ばし、ファイナルも76分出場で13の3ポイントを決めている。ミルズも他のスパーズ選手同様チップ・イングランドによってシューティングのチューンアップを受けており、リリースがより高くより早くなった、とオーストラリア国立スポーツ研究所時代のコーチも語っている[13]

2014年7月、フリーエージェントとなるとほぼ同時に、シーズン中から痛みを抱えてプレーしてきた右肩の回旋筋腱板に損傷が見つかり、手術により6~7ヶ月の欠場を予定していることを発表し[14]、次シーズンの契約に不安を残したが、手術を済ませ、7月12日、3年1200万ドルレベルでスパーズと再契約を結んだ[15]。 2014-2015シーズンは、開幕から31試合を欠場し、右肩手術のリハビリを終えて、2014年12月28日のヒューストン・ロケッツ戦で復帰を果たし、当初は好調であったが2月以降、調子を落としレギュラーシーズンを終えた。プレーオフでは、3ポイント成功率57.1%(16/28)を記録し、平均10.1得点を挙げ、本来のプレーを取り戻した。 2017年4月25日、プレーオフ1st.ラウンド、メンフィス・グリズリーズとの第5戦で、プレーオフで自己最高となる20得点を記録し、勝利に貢献した[16]。 2017年8月4日、スパーズと4年5000万ドルで再契約した[17][18]

ブルックリン・ネッツ

2021年8月10日、ブルックリン・ネッツと2年1200万ドルで契約した[19]

オーストラリア代表

2008年からナショナルチームに加わり、2012年のロンドンオリンピックでは平均得点21.2を記録し、ケビン・デュラントを上回り、得点王となった[20]

スタッツ

大会 得点平均 リバウンド平均 アシスト平均
2007バスケットボールU-19世界選手権 14.9 2.8 4.6
2007バスケットボールオセアニア選手権 10.3 1.7 1.3
(FIBAダイアモンドボール)(英語版) 5.3 0.7 0.3
2008年北京オリンピックのバスケットボール競技 14.2 2.2 2
2010年バスケットボール世界選手権 13.8 1.7 4.2
(ロンドン国際バスケットボール)(英語版) 17 1.3 2
2011 FIBA オセアニア 14.3 2.7 3.7
2012年ロンドンオリンピック 21.2 4.5 2.2
2013 FIBA オセアニア 20.5 3.5 2
2015 FIBA オセアニア 13 4.5 4
2016年リオデジャネイロオリンピック 21.3 1.6 1.7

Source: FIBA.com

プレースタイル

鋭いペネトレートとクイックリリースのロングレンジ・ジャンプショットを得意とする攻撃型ポイントガードである。NBA.comのプレーヤー・トラッキングによれば、試合中の平均移動速度が最も早いプレーヤーの一人で毎秒2mを超える平均速度でプレーをしていることになり[21]、ディフェンスはこの敏捷性を活かしフロントコートからマッチアップ選手に纏わり付き、スティール、テイクチャージを狙うスタイルである。ミルズの明るい性格とアグレッシブさがチームに好影響を与えているとグレッグ・ポポビッチヘッドコーチも語っている。

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  (フィールドゴール)成功率  3P%  (スリーポイント)成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均(リバウンド)数  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2009–10 POR 10 0 3.8 .417 .500 .571 .2 .5 .0 .0 2.6
2010–11 64 0 12.2 .412 .353 .766 .8 1.7 .4 .0 5.5
2011–12 SAS 16 3 16.3 .485 .429 1.000 1.8 2.4 .6 .1 10.3
2012–13 58 2 11.3 .469 .400 .842 .9 1.1 .4 .1 5.1
2013–14 81 2 18.9 .464 .425 .890 2.1 1.8 .8 .1 10.2
2014–15 51 0 15.7 .381 .341 .825 1.5 1.7 .5 .0 6.9
2015–16 81 3 20.5 .425 .384 .810 2.0 2.8 .7 .1 8.5
2016–17 80 8 21.9 .439 .413 .825 1.8 3.5 .8 .0 9.5
2017–18 82 36 25.7 .411 .372 .890 1.9 2.8 .7 .1 10.0
2018–19 82 1 23.3 .425 .394 .854 2.2 3.0 .6 .1 9.9
2019–20 66 1 22.5 .431 .382 .866 1.6 1.8 .8 .1 11.6
2020–21 68 1 24.8 .412 .375 .910 1.7 2.4 .6 .0 10.8
通算 739 57 19.8 .429 .388 .858 1.7 2.3 .7 .1 8.9

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2010 POR 3 0 4.0 .500 1.000 1.000 .0 1.0 .0 .0 2.0
2011 2 0 2.5 .000 .000 .000 .5 .0 .0 .0 .0
2012 SAS 8 0 3.9 .545 .600 .000 .4 .6 .1 .0 1.9
2013 9 0 3.4 .500 .286 .000 .3 .2 .0 .0 1.3
2014 23 0 15.3 .447 .405 .769 1.5 1.4 .7 .0 7.3
2015 7 0 16.0 .500 .571 1.000 2.7 .3 .0 .0 10.1
2016 10 0 16.7 .434 .361 .636 1.4 2.0 .7 .0 6.6
2017 16 6 26.0 .407 .360 .864 2.1 2.7 .8 .1 10.3
2018 5 5 33.0 .439 .371 .800 2.0 2.6 .6 .2 13.4
2019 7 0 21.7 .326 .136 .600 2.1 3.6 1.0 .1 5.3
通算 90 11 16.0 .429 .380 .800 1.5 1.7 .6 .0 6.7

その他

  • 本名は "パトリック・サミー・ミルズ "だが、選手紹介の時のファーストネームは、ニックネームの "パティ" で紹介されており、2013-14シーズンからは、登録名も "パティ・ミルズ" に変更されている。
  • 明るい性格から、ベンチに居るときには、味方を応援するのに、独特なタオル振りを行い、注目された[22]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ "Patty Mills on Instagram" (Press release). Instagram. 20 January 2015. 2015年1月29日閲覧
  2. ^ (宮地陽子) (2008年3月28日). “若い世代を中心に「母国・豪州のためにひとつになる」 五輪バスケット出場国情報(4)”. スポーツナビ. 2012年3月25日閲覧。[]
  3. ^ “Saint Mary's Aussie import makes an impression in Beijing, USA”. ESPN (2008年10月30日). 2012年3月25日閲覧。
  4. ^ Patrick Mills Stats
  5. ^ “Portland Trailblazers select Patrick Mills in NBA draft”. デイリー・テレグラフ (2009年6月26日). 2012年3月25日閲覧。
  6. ^ “Melbourne Tigers sign Patty Mills amid NBA lockout”. ヘラルド・サン (2011年8月29日). 2012年3月25日閲覧。
  7. ^ “Boomers star Pat Mills shines in NBL debut, top-scoring as Melbourne Tigers beat Sydney Kings”. news.com.au (2011年10月7日). 2012年3月25日閲覧。
  8. ^ “Melbourne Tigers release NBA star Patrick Mills from NBL contract to take up rich deal in China”. デイリー・テレグラフ (2011年11月21日). 2012年3月25日閲覧。
  9. ^ “前ブレイザーズのP・ミルズがNBA復帰を希望”. nba.co.jp (2012年1月13日). 2012年3月25日閲覧。[]
  10. ^ “Spurs waiting on Mills, who is waiting on visa”. blog.mysanantonio.com (2012年3月22日). 2012年3月25日閲覧。
  11. ^ “Spurs sign Justin Dentmon to 10-day contract”. airalamo.com (2012年3月24日). 2012年3月25日閲覧。
  12. ^ “Spurs Sign Patrick Mills”. nba.com (2012年3月27日). 2012年3月28日閲覧。
  13. ^ Spurs back as NBA's best -- and remain its best at change--NBA.com
  14. ^ Report: Patty Mills out for 6-7 months with injury--YahooSports
  15. ^ Spurs re-sign Mills for three years--Spurs Nation
  16. ^ “Leonard, Mills lead Spurs by Grizzlies for 3-2 series lead”. ESPN.com (2017年4月25日). 2017年4月25日閲覧。
  17. ^ “SPURS RE-SIGN PATTY MILLS”. NBA.com (2017年8月4日). 2017年8月4日閲覧。
  18. ^ Wojnarowski, Adrian (2017年7月1日). “Patty Mills to re-sign with Spurs on 4-year, $50 million deal”. ESPN.com. 2017年8月4日閲覧。
  19. ^ “Brooklyn Nets Sign Patty Mills”. NBA.com (2021年8月10日). 2021年8月10日閲覧。
  20. ^ Australia's Patty Mills tops Olympic basketball point-scoring averages
  21. ^ “Player Tracking”. NBA.com (2015年3月26日). 2015年3月26日閲覧。
  22. ^ The many towel waves of Spurs' Patty Mills---FOXsports.com

関連項目

外部リンク

  • パティ・ミルズ --- ドラフト情報 --- NBADraft.net (英語),DraftExpress.com (英語)
  • 選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference、Basketball-Reference (G League)、ESPN、RealGM、Yahoo
  • (英語)
  • カレッジ通算成績と情報 Sports-Reference、ESPN College、Rivals、ESPN Recruting、247Sports
  • オーストラリアバスケットボール-パティ・ミルズ- (英語)
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