この記事は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2020年9月) |
バンバラ族(バンバラぞく、Bambara)は、マリ共和国西部に居住する(マンデ系)民族。200万人弱という人口はマリにおける最大の部族集団。バンバラ語を介し、同じ(マンデ語群)の言語を介するマリンケ族や(デュラ族)と同系統に属する。語族としても広く分布しており、マリでのフルフルデ語、(ソンガイ語)、タマシェク語とともに国語に指定されている。
系譜
13世紀に勃興したバンバラ族は14世紀にマリ帝国を築き、一時代を迎えるが、15世紀ごろより衰退をはじめ、統制地域を縮小、17世紀にはニジェール川上流へ移った。その後はニジェール川中流に(セグー王国)、カールタ王国を形成した。
宗教
バンバラとは不信心者を意味し、イスラームへの改宗を拒んだことからそう呼ばれるようになったように、サバンナの動物を讃える独自の宗教文化を形成している。(ただし、現在はイスラム教に改宗している)
生活様式
トウジンビエ、モロコシ、フォニオ、ササゲ、バンバラナット、オクラ、ヒョウタン、ゴマ、ワタ、アブラヤシ、シアバターなど多彩な農作物を栽培する農耕民で、交易の核としている。