バラケ・シソコ(Ballaké Sissoko, 1968年生まれ)はマリ共和国のコラ奏者。トゥマニ・ジャバテやタジ・マハールたちと共演したことで知られる。作品「マリ新聞」でも知られる。父のディエリマリ・シソコも著名な音楽家とされる[1]。
経歴
ディエリマリ・シソコの息子として知られ、グリオ・カーストの他の子どもと同様に、幼少期から音楽を始める[2]。マリのインストゥルメンタル·アンサンブルで演奏した後、著名な女性歌手やジャバテとの共演で知られるようになる[3]。2000年、トリオ「マンデ・タボロ」をアンゴニ奏者・バラフォン奏者と結成する。
2005年のアルバム『Tomora』にはコラにジャバテ、歌手にアルボルカドリ・バリーとロキア・トラオレとファンガ・ディアワラ、マリ国立器楽アンサンブルのヴァイオリン・ソリストが参加した。
2009年10月にリリースされたアルバムはクラシックのチェリスト・ヴィンセント・シーガルとの共演で、フランスでは『No Format!』、アメリカではスィックス・ディグリーズ・レコーズのレーベルからそれぞれリリースされた。
2013年にシソコはソロアルバム『At Peace』をリリースし、シーガルはその中でいくつかのトラックを制作、演奏する。
盤歴
- 1998 - Kora Music from Mali (bibiafrica records)
- 1999 - New Ancient Strings with Toumani Diabaté (Hannibal-Ryko / Harmonia Mundi)
- 2000 - Deli (Label Bleu/Indigo)
- 2003 - Ludovico Einaudi/Ballake Sissoko: Diario Mali (Label Ponderosa)
- 2005 - Tomora (Label Bleu/Indigo)
- 2009 - Chamber Music (No Format!/Six Degrees) :シーガルと共演
- 2011 - Humbling Tides (Talitres Records / No Format!) :Stranded Horseと共演
- 2013 - At Peace
参照
外部リンク
- No Format