バティニョール大通り(Boulevard des Batignolles)は、フランス・パリ8区と17区との間にある大通り。
場所とアクセス
東側の(クリシー広場)に始まり、西側の(プロスペル=グボー広場)に向かう。南の8区と北の17区を分ける境となっている。
広い2車線道路であり、中央には並木が植えられている。樹齢200年の木もある。ペタンクの愛好者が集まっている。
最寄駅は、メトロのヴィリエ駅、(ローム駅)、プラス・ド・クリシー駅である。
名称の由来
通りのあるバティニョール地区から来ている。
沿革
古く、フェルミエー・ジェネローの城壁の外側はバティニョール大通り、城壁の内側はクリシー通りであった。パリ改造の1864年、合体してバティニョール大通りとなった。その一部は、現在ではクリシー広場、他の一部はプロスペル=グボー広場となっている[1]。
著名な建物
- 19番地:画家フェルナン・コルモンの未亡人がここで殺害された[2]。
- 44番地:(バティニョール寺院)
- 45番地:(リセー・シャプタール)
- 78番地:(エベルト劇場)
- 86番地:画家ピエール・デュモン (Pierre Dumont, 1884-1936) の家。
44番地、バティニョール寺院。1898年創建。
リセー・シャプタール(左手)。