ハワイアン・テルコム(英語: Hawaiian Telcom)はアメリカ合衆国ハワイ州でサービスを提供する通信会社で、一時カーライル・グループの配下にあったが、2018年に(シンシナティ・ベル)(Cincinnati Bell)に買収された。
概要
ハワイアン・テレコムはもともとハワイ王国時代の1883年にMutual Telephone Companyとしてスタート、1954年に社名をハワイアン・テレフォンに変更。1967年にGTE(en:GTE)に買われてGTEハワイアン・テレコムとなり、GTEとベル・アトランティックが合併してベライゾン・コミュニケーションズになった時にVerizon Hawaiiとしてその配下となり、2005年にはカーライル・グループに買われてその子会社であるHawaiian Telecom Holdco, Inc. (NASDAQ上場会社)に属している。 [1] [2]
2011年6月、ハワイアン・テレコムはハワイ州商業・消費者局(DECCA [3])によりケーブル・サービスの15年間の許可を与えられ、これまで同州内でオセアニック・タイム・ワーナー・ケーブル(Oceanic Time Warner、現在は「Spectrum」配下)によるケーブルテレビへの独占状態を終らせた。同社は同年にホノルル地区へケーブル・サービスを開始して、翌年にハワイ州全島へサービスを拡大している。
2018年7月、オハイオ州シンシナティに本社がある通信会社の(シンシナティ・ベル)(Cincinnati Bell)に買収された。[4]
関連項目
- カーライル・グループ
- ベライゾン・コミュニケーションズ
- (シンシナティ・ベル)(Cincinnati Bell)
参照
外部リンク
- オフィシャルサイト (英語)
- 個人向けオフィシャル (英語)