ハララカ(学名:Bothrops jararaca)は、クサリヘビ科(ヤジリハブ属)に分類されるヘビ。有毒。別名ハララカアメリカハブ、ジャララカ。
分布
形態
全長は1-1.6m。体色は個体による変異が大きいが暗色で、不鮮明な明色の三角形の斑紋が入る。幼蛇は三角形の斑紋が明瞭。
毒
生態
熱帯雨林や農耕地等に生息する。地表棲。
繁殖形態は卵胎生で、1回に20頭程の幼蛇を産む。
人間との関係
開拓地や農耕地にも生息するため咬傷被害も多いとされる。毒性は強いが、適切な治療を受ければ死亡することは少ないとされる。
関連項目
- (ヤジリハブ属)
- カプトプリル - ハララカの毒液成分を元に開発されたアンジオテンシン変換酵素阻害薬
参考文献
- クリス・マティソン 『ヘビ大図鑑』、森光社、2000年、136-137、186頁。