ハヤトウリ(隼人瓜、学名:Sechium edule)は熱帯アメリカ原産のウリ科の植物。また、その果実のこと。果実を食用にする。別名センナリウリ(千成瓜)、チャヨテ、チョチョ。
概要
つる性の植物。多数つけるセイヨウナシ形の果実は中央に大型の種子を1個生じ、発芽まで果肉と種子が分離しない[1]。日本で1917年(大正6年)に鹿児島に渡って来たため、「隼人の瓜」ということで、ハヤトウリという名前になった[2]。台湾では「佛手瓜」と呼ばれる。
味は淡白でくせがない。アメリカ合衆国ルイジアナ州のクレオール料理やラテンアメリカ、カリブ海諸国の料理によく用いられる。漬物、炒め物、煮物などにして食べることができる。
ギャラリー
芽の出た果実
断面
脚注
- ^ バーバラ・サンティッチ、ジェフ・ブライアント 2010, p. 208.
- ^ 講談社 2004.
- ^ “チャーテの和え物 高知県 | うちの郷土料理:農林水産省”. 農林水産省. 2023年4月6日閲覧。
参考文献
外部リンク
- ハヤトウリ(隼人瓜)