この(存命人物の記事)には、がまったくありません。(2018年7月) |
ノーマン・ブレイク(Norman Blake, 1938年3月10日 - )は、アメリカ合衆国のブルーグラス、カントリー音楽、フォークのギタリスト。
来歴
ドク・ワトソン、ダン・クレアリー、トニー・ライス、クラレンス・ホワイトなどと並ぶ、(フラットピッキング)・ギターの名手。
フラットマンドリンも演奏する。妻のナンシー・ブレイクと共演する事が多い。活動開始時期は、初のソロアルバム「Norman Blake:Home in Sulphuer Springs」(TRIO RECORDS, Rounder records PA-8105)の日本語版ライナーノート(島田耕によるもの)に、1954年の16歳の時のディキシーランド・ドリフターズへの参加をスタートとする記述があり、その情報に合わせた。それ以降、(ソロ・プレイヤー)、ソングライターの面も持つが、スタジオ・ミュージシャンとしても多数のセッションをしている。
初の(ソロ・アルバム)「Norman Blake:Home in Sulphuer Springs」には、祖母から教わった「(スパニッシュ・ファンダンゴ)」((オープンGチューニング)で演奏)も収録されている。
カーター・ファミリーから抜けたジューン・カーターの伴奏を1960年から行っている。(いずれもライナーノートにて確認)
伴奏を担当していたのは短期間だったが、後に恩人となるジョニー・キャッシュと知り合った、最初の時期でもある。(ライナーノートにて確認)
ブレイクが兵役を終え、キャッシュの元でドブロギターを弾き、気に入られた事もあって、キャッシュに推薦されて、ボブ・ディランのアルバム「(ナッシュビル・スカイライン)」に参加。このアルバムに収録されている「ナッシュビル・スカイライン・ラグ」の演奏で有名になった。(COLUMBIA CK 9825 BOB DYLAN-NASHVILLE SKYLINE)
この「ナッシュビル・スカイライン」への参加をブレイクのミュージシャンとしての本格的なスタートとみる場合もある。(ライナーノートより)
有名なセッションへの参加にはニッティ・グリッティ・ダート・バンドとの「(Will The Circle Be Unbroken)」(邦題は「永遠の絆」)」(1972年10月発売)があり、他にロイ・エイカフ、(マール・トラヴィス)、ドク・ワトソン、"マザー"・メイベル・カーター(カーター・ファミリー)、(ジミー・マーティン)、ヴァッサー・クレメンツ、アール・スクラッグスなども参加している。(UNITED Artists Records Inc CXF-2071~3)
ドク・ワトソンの存命中には、(テルライド・フェスティバル)で、ワトソン、ダン・クレアリー、ブレイクの3人のギターに、サム・ブッシュのフィドルを加えた(ブラック・マウンテン・ラグ)の演奏が行われた。アルバム「テルライヴ/1979年テルライド・フェスティバル・ライブ」に収録されている。(TRIO RECORDS AW-2089)、原題は「(tellulive 1979 TELLURIDE BLUEGRASS & COUNTRY Music FESTIVAL)」
映画『オー・ブラザー!』(2000年公開のアメリカ映画 、Pioneerよりデラックス版DVD(PIBF-7329)リリース)の音楽にも参加。