ニジニ・ベスチャフ(ロシア語: Нижний Бестях、ヤクート語: Аллараа Бэстээх)は、ロシア連邦のサハ共和国、ヤクーツクの対岸に位置する町である。
概要
レナ川の右岸、ヤクーツクの対岸に位置する。レナ川を越える橋はないため、対岸のヤクーツクとは夏はフェリーや高速客船、冬は凍って通行可能になった川で結ばれている。輸送学校が設置され、鉄道の車両や設備、道路施設の管理や修繕を学ぶことができる。[2]
交通
アムール・ヤクーツク鉄道の建設における一つの到達点である。ただし駅は10キロほど南東の村にある。2015年に営業開始予定。最終的には鉄道道路併用橋でレナ川を越える予定である。またマガダンまで鉄道を延伸する計画も存在する。
アムール・ヤクーツク道路の終着点であり、マガダンまで結ぶコリマ道路の起点である。またイルクーツク地域につながるヴィリュイ道路、アムガと結ぶアムガ道路なども建設中である。
このように交通の要衝であり、これらすべてが開通した暁には都市へ昇格する予定である。[3]
人口
脚注
- ^ a b c d e “Численность населения по муниципальным образованиям республики(サハ共和国の市町村別人口)”. (連邦国家統計局)). 2014年10月30日閲覧。 (ロシア語)
- ^ “輸送学校(ニジニ・ベスチャフ)”. サハ共和国職業教育省. 2014年10月30日閲覧。
- ^ “サハ共和国における新都市”. RIAノーボスチ. 2014年10月30日閲覧。
- ^ “1979年ソ連国勢調査”. (ロシア国立研究大学経済高等学院). 2014年10月30日閲覧。
- ^ “1989年ソ連国勢調査”. (ロシア国立研究大学経済高等学院). 2014年10月30日閲覧。
- ^ “2002年全ロシア国勢調査”. (ロシア国立研究大学経済高等学院). 2014年10月30日閲覧。
- ^ “2010年全ロシア国勢調査”. (ロシア国立研究大学経済高等学院). 2014年10月30日閲覧。
外部リンク
“ニジニ・ベスチャフ”. サハ共和国. 2014年10月30日閲覧。