ニコラウ・デ(ジ)・フィゲイレド(Nicolau de Figueiredo、1960年 - 2016年 )はブラジル・サンパウロ出身のチェンバロ・オルガン奏者。心臓発作のため生地サンパウロで死亡[1]。
ピアノ、オルガン、チェンバロ、室内楽を学んだ後、ヴェネツィア、クリソン、ジュネーヴでオルガンを(ライオネル・ロッグ)、チェンバロをケネス・ギルバートと(クリスティアヌ・ジャコテ)に師事した。1984年、(ナント国際チェンバロコンクール)で優勝。その後グスタフ・レオンハルト、スコット・ロスに教えをうけている。ヴォーカル・コーチとして(ルネ・ヤコーブス)のオペラ・プロダクションに参加する他、ソロ活動も行った。
1990年 - 2000年にはバーゼル・スコラ・カントルムでオペラとバロック音楽解釈を教え、2004年 - 2007年にはパリ音楽院にチェンバロ科の教授として在籍。
指揮者としても活躍し、2011年には(セビリア・バロック・オーケストラ)を指揮してカウンター・テナー歌手の(カルロス・メーナ)と共にドメニコ・スカルラッティの作品を録音した。