『ドーベルマン』（Dobermann）は、1997年のフランスの犯罪アクション映画。
| ドーベルマン | |
|---|---|
| Dobermann | |
| 監督 | ヤン・クーネン |
| 脚本 | (ジョエル・ウサン) |
| 原作 | ジョエル・ウサン |
| 製作 | (フレデリック・デュマ) エリック・ネーヴェ |
| 出演者 | ヴァンサン・カッセル チェッキー・カリョ モニカ・ベルッチ |
| 音楽 | スキゾマニアック |
| 撮影 | (ミシェル・アマテュー) |
| 編集 | (ベネディクテ・ブルネット) |
| 製作会社 | France 3 Cinéma La Chauve Souris Noé Productions PolyGram Audiovisuel |
| 配給 | PolyGram Film Distribution (コムストック) |
| 公開 | 1997年6月18日 1998年4月11日 |
| 上映時間 | 105分 |
| 製作国 | フランス |
| 言語 | フランス語 |
| 製作費 | FRF 33,000,000[1] |
オランダ出身の映像作家ヤン・クーネンがクエンティン・タランティーノに触発されて[要出典]メガホンを取ったバイオレンス・コミック・アクション作品。
ストーリー
パリで連続強盗事件が発生。犯人はドーベルマンと名乗る男が率いる強盗団で、リーダーのドーベルマンことヤン・ルパントレックは生まれながらの強盗である。彼の仲間には、薬に溺れ常に殺人の衝動に駆られているムス、斧を振り回す犬好きの巨漢ピットビュル、聖書の中に手榴弾を携帯する神父、同性愛者で女装好きのドラッグクイーン・ソニア、廃車回収業者でありマシンガンの使い手レオ、ヤンの恋人で爆弾の扱いに長けた聾唖の美女ナット、狙撃の名手にしてナットの兄であるマニュなど、多彩な顔ぶれが揃っていた。
鮮やかな手口で犯行を成功させる一味に対して、追い詰められた警察は目的の為には手段を選ばない非情なクリスチーニ警視をドーベルマン一味の壊滅作戦に登用する。
キャスト
※括弧内は日本語吹替
- “ドーベルマン”ヤン・ルパントレック - ヴァンサン・カッセル（ダイアモンド☆ユカイ）
- クリスチーニ警視 - チェッキー・カリョ（堀勝之祐）
- ナット・ラ・ジターヌ - モニカ・ベルッチ
- ムス - (アントワーヌ・バズラー)（大塚芳忠）
- 神父 - (ドミニク・ベテンフェルド)（小川真司）
- ピットビュル - (チック・オルテガ)（立木文彦）
- マニュ - ロマン・デュリス（檀臣幸）
- レオ - フランソワ・レヴァンタル（中田譲治）
- “ソニア”オリヴィエ・ブラシェ - (ステファン・メツガー)（関俊彦）
- クロダレック警視 - (パトリック・ロッカ)（菅生隆之）
- ボーマン刑事 - (マルク・デュレ)（山路和弘）
- ダヴィッド刑事 - イヴァン・メラ＝バルボフ（星野充昭）
- ジョー叔父さん - (ローラン・アムステュツ)（辻親八）