『ドリーム・クルーズ』(Dream Cruise)は、2007年に制作されたアメリカ合衆国のホラー映画。「マスターズ・オブ・ホラー」第2期の1作として製作。原作は鈴木光司のホラー短編「仄暗い水の底から」の一篇「夢の島クルーズ」。監督は「リング0」、テレビ「ほんとにあった怖い話」等でJホラーの父と呼ばれる鶴田法男。PG-12指定作品。
ストーリー
資産家斎藤英治の顧問弁護士であるジャック・ミラーは彼とその妻、百合と3人でヨットクルーズに出かける。ジャックは幼少期に水の事故に関するトラウマがあり不安であった。さらに彼は百合と不倫関係にあり英治には秘密にしていた。夜になる中、ヨットのスクリューに何かが絡まり身動きが取れなくなってしまう。英治には先妻の直美がおり既に死亡していた彼女の亡霊がスクリューに絡みつき襲いかかってきたのだ。3人の関係を含めた恐怖の一夜が始まった。
スタッフ
キャスト
キャッチコピー
- 海の底から、ナオミの怨念 絶対に許さない…あなたも、その女も
映画版の変更点
読者の想像に委ねる部分の多い原作と違い直接的な描写の多い作品となる。
- ヨットのスクリューに絡まったのが搭乗者と関係の無い少年の死体だったのが英治の先妻の直美のものとなる。彼女の怨霊が登場。
- 青年榎吉正幸がアメリカ人弁護士ジャック・ミラーのと悪徳商法の牛島・美奈子夫妻が資産家の斎藤英治と百合夫妻となる。ジャックと百合が不倫関係と搭乗者にも関係性がある。
- 英治の顔がスクリューで崩れるなどショック描写がある。