ドラゴン騎士団(ドラゴンきしだん、ラテン語:Societas Draconistrarum, ハンガリー語:Sárkány Lovagrend, ドイツ語:der Drachenorden)は、1408年にハンガリー王ジギスムント(後に神聖ローマ皇帝を兼ねた)とその妃バルバラ・ツェリスカが創設した騎士団。ハンガリー王室や十字架を守り、その敵と戦うことを掲げた。当初ハンガリーの貴族や国外の名士ら21人を団員とし、後に拡張された。1437年のジギスムントの死によって騎士団は没落した。
主な騎士団員
- アラゴン王アルフォンソ5世(1408年)
- セルビアのステファン・ラザレヴィチ(1408年)
- チェコの貴族チェネク・ヴァルテンベルカ2世(1419年)
- ポーランド王兼リトアニア大公ヴワディスワフ2世
- リトアニア大公ヴィータウタス
- オーストリア公エルンスト
- デンマーク王クリストファ3世
- イングランド王ヘンリー5世
- のちのハンガリー王兼ボヘミア王ウラースロー2世
- ワラキア公ヴラド2世(1431年、ヴラド・ツェペシュの父)
- ワラキア公ヴラド3世(ヴラド・ツェペシュ)