ドラア＝タフィラルト地方（ドラア＝タフィラルトちほう、アラビア語:درعة - تافيلالت）はモロッコ東部の地方。 面積は約8.6万km2、2014年の人口は約163.5万人[1]。 首府はエルラシディア[2]。
ドラア＝タフィラルト地方 درعة - تافيلالت | |
|---|---|
| ドラア＝タフィラルト地方の位置 | |
| 北緯31度19分 西経5度20分 / 北緯31.32度 西経5.33度座標: 北緯31度19分 西経5度20分 / 北緯31.32度 西経5.33度 | |
| 国 | モロッコ |
| 設立 | 2015年9月 |
| 首府 | エルラシディア |
| 政府 | |
| • 知事 | Lahbib Choubani |
| 面積 | |
| • 合計 | 86,142 km2 |
| 人口 | |
| • 合計 | 1,635,008人 |
| • 密度 | 19人/km2 |
| 等時帯 | (CET) |
| ISO 3166コード | MA-08 |
地理
アトラス山脈に位置する。 西にドラア川が流れ、東の(ジズ川)は(タフィラルト)・オアシスを潤す。
- 北：フェズ＝メクネス地方
- 北東：オリアンタル地方
- 東～南：アルジェリア
- 南西：スース＝マサ地方
- 西：マラケシュ＝サフィ地方
- 北西：ベニ・メラル＝ヘニフラ地方
歴史
2015年9月、(エルラシディア州)・(ミデルト州)・スース＝マサ＝ドラア地方を合わせて設立された。
行政区画
ドラア＝タフィラルト地方の県
- (エルラシディア州)
- (ワルザザート州)
- (ミデルト州)
- (ティネリール州)（(ティンジル州)）
- (ザゴラ州)
経済
農業と牧畜が伝統的に主要産業だったが、近年は砂漠化によって大きな影響を受けている[3][4]。 ワルザザートでは映画産業が盛んである[5]。 世界遺産のアイット＝ベン＝ハドゥの集落が有名な観光地である。 (タムグルート)の陶芸や、(タズナフト)の絨毯等の伝統工芸品も重要な収入源である[6]。
交通
道路
空港
- ワルザザート空港：この地方で利用人数が最多
- エルラシディア空港
- ザゴラ空港
脚注
- ^ a b c Law, Gwillim. “Regions of Morocco”. Statoids. 2015年12月11日閲覧。
- ^ “” (pdf) (フランス語). Portail National des Collectivités Territoriales (2015年2月20日). 2015年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月11日閲覧。
- ^ “L'Agriculture”. Souss-Massa Region. 2015年12月11日閲覧。
- ^ Alali, A.; Benmohammadi, A. (2013). “L’ensablement dans la plaine de Tafilalet (Sud-est du Maroc)”. LARHYSS (16): 53–75 2015年12月12日閲覧。.
- ^ “OUARZAZATE, CAPITALE MONDIALE DU CINÉMA DU DÉSERT”. Souss-Massa Region. 2015年12月12日閲覧。
- ^ “L’ARTISANAT”. Souss-Massa Region. 2015年12月11日閲覧。