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トレッビア川(トレッビアがわ、Trebbia)は、イタリア北部のリグーリア州およびエミリア=ロマーニャ州を流れる約115kmの川で、ポー川の左岸支流である。
地理
リグーリア州ジェノヴァ県のアペニン山脈にあるプレラ山(Monte Prelà)に源を発する。ピアチェンツァ県のオットーネ、ボッビオ、Perino(コーリ所属)、リヴェルガーロの町を北東に流れ、ポー平原に出る。さらに北東に流れ、San Nicolò(ロットフレーノ所属)とピアチェンツァの間で、ポー川の左岸に合流する。
トレッビア川の平均流量は、エミリア=ロマーニャ州の川の中で最も多く、その大半は支流である(アヴェート川)からのものである。
上流の(トレッビア渓谷)はアペニン北部では最も長い谷であり、多くの旅行者とカヌーやカヤック、ラフティングなど水上スポーツの熱中者が訪れる。
歴史
この川の岸に沿って2回の戦闘が行われている。最初は紀元前218年のトレビアの戦いで、ハンニバルのカルタゴ軍が、執政官ティトゥス・センプロニウス・ロングス率いるローマ軍を倒し、(1799年の戦闘)ではフランス革命戦争時、ロシアのアレクサンドル・スヴォーロフ将軍が、ジャック・マクドナルド率いるフランス軍を破っている。