トーマス・エドマンズ・プライス （英語: Thomas Edmunds "Tom" Price、1954年10月8日 - ）は、アメリカ合衆国の医師・政治家である。 2005年よりアトランタ北部郊外にあるジョージア州第6選挙区選出の下院議員を務める。共和党員である。かつて共和党調査委員会と下院共和党政策委員会の委員長[1][2]、下院予算委員会の委員長、ドナルド・トランプ政権で11代目アメリカ合衆国保健福祉長官を務めた[3]。
| トム・プライス Tom Price | |
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| 生年月日 | 1954年10月8日（68歳） |
| 出生地 | アメリカ合衆国 ミシガン州ランシング |
| 出身校 | ミシガン大学 |
| 所属政党 | 共和党 |
| 称号 | 教養学士（BA） 医学博士（MD） 医師 |
| 配偶者 | ベティ・クラーク |
| 子女 | ロバート |
アメリカ合衆国 11代目保健福祉長官 | |
| 在任期間 | 2017年2月10日 - 2017年9月30日 |
| 大統領 | ドナルド・トランプ |
アメリカ合衆国下院 予算委員会委員長 | |
| 在任期間 | 2015年1月3日 - 現職 |
| 下院議長 | ジョン・ベイナー ポール・ライアン ナンシー・ペロシ |
アメリカ合衆国 下院議員 | |
| 選挙区 | ジョージア州第6選挙区 |
| 当選回数 | 6回 |
| 在任期間 | 2005年1月3日 - 2017年1月3日 |
ジョージア州 上院議員 | |
| 選挙区 | 第56選挙区 |
| 在任期間 | 1997年1月3日 - 2005年1月3日 |
アメリカ合衆国保健福祉長官
2016年11月29日にドナルド・トランプ次期大統領より、プライスはアメリカ合衆国保健福祉長官に指名された[4]。 2017年2月10日にアメリカ合衆国上院本会議で民主党は1000万人の加入者のいるメディケアに基本的な変更を加えることに反対したが、共和党は「20年にわたり医療に従事し、アメリカ合衆国の医療システムについて幅広い知識がある」と反論し、最終的にトム・プライスの保健福祉長官就任は52対47で承認された[5]。
2017年5月9日にウェストバージニア州チャールストンの州議会議事堂でトム・プライス保健福祉長官に「オバマケアについて、大声で質問し妨害行為をした」容疑で記者証を持っていたレポーターが現行犯逮捕された。「質問しただけで逮捕される人がいるなんて」と報道された[6]。
2017年9月29日にアメリカ合衆国保健福祉長官を辞任した。国内出張でプライベートジェット機をチャーターして多額の公費(約4500万円)を使ったことでトランプ大統領が不快感を表明していたことから事実上の解任とみられる[7]。ドン・Ｊ・ライトが保健福祉長官を代行する[8]。
脚注
- ^ Lillis, Mike (2011年2月19日). “GOP policy leader Price: 'More cuts and more reforms are on the way'”. The Hill
- ^ Harper, Charlie (2010年11月18日). “Tom Price Elected Chairman Of House Republican Policy Committee”. Peach Pundit
- ^ “Budget Committee Members”. アメリカ合衆国代議院予算委員会. 2013年3月18日閲覧。
- ^ “Trump picks Congressman Tom Price as health and human services secretary”. Washington Post. 2016年11月29日閲覧。
- ^ “Tom Price Is Confirmed as Health Secretary” (2017年2月10日). 2017年2月12日閲覧。
- ^ Dan Mangan (2017年5月10日). “Reporter arrested while trying to ask Trump health-care chief Tom Price questions about Obamacare replacement”. 2017年5月14日閲覧。
- ^ プライス米厚生長官が辞任 チャーター機で公費４５００万円、政権初の閣僚辞任 産経新聞
- ^ プライス米厚生長官が辞任－プライベートチャーター機の利用で引責 Bloomberg
| 公職 | ||
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| 先代 ノリス・コクラン 代行 | アメリカ合衆国保健福祉長官 2017 | 次代 (ドン・J・ライト) 代行 |