概要 『ホーンブロワーシリーズ』や『』などと同じく、舞台はナポレオン戦争期のイギリス海軍をベースに創作されているが、主人公の出発点が、当時の軍艦において最下級である強制徴募兵(陸者)としてスタートする点を特徴とする。
シリーズとしては全11巻を予定していたが、著者によると15巻まで延びるとのこと。
主な登場人物 - トマス・ペイン・キッド
- イギリス内陸の街ギルフォードのカツラ職人。ある日、強制徴募隊に徴募され、無理矢理に戦列艦デューク・ウイリアム号の水兵にされてしまう。
- ジョー・ボウヤー
- 右も左も判らないキッドに、水兵としての技術を教え込む熟練水兵。
- ニコラス・レンジ
- キッドの友人。伯爵家の長男。囲い込みにより領民が自殺してしまい、自らに科した罰として水兵に身をやつして生きている。
- ネッド・ダウド
- トップ台員。
- トウビー・スターク
- 砲手長。熟練の下士官。
- ドゴ
- 熟練水兵。
- シシリア
- キッドの妹。
作品一覧 - Kydd (2001年)
- Artemis (2002年)
- Seaflower (2003年)
- Mutiny (2004年)
- Quarterdeck (2005年)
- Tenacious (2005年)
- Command (2006年)
- The Admiral's Daughter (2007年)
- Treachery (2008年)
- Invasion (2009年)
- Victory (2010年)
- Conquest (2011年)
- Betrayal (2012年)
- Caribbee (2013年)
- Pasha (2014年)
- Tyger (2015年)
| - 『風雲の出帆』 (ISBN 978-4150410001) (2002年1月)
- 『蒼海に舵をとれ』 (ISBN 978-4150410438) (2003年8月)
- 『快速カッター発進』 (ISBN 978-4150410681) (2004年9月)
- 『愛国の旗を掲げろ』 (ISBN 978-4150410971) (2005年10月)
- 『新任海尉、出航せよ』 (ISBN 978-4150411213) (2006年7月)
- 『ナポレオン艦隊追撃』 (ISBN 978-4150411664) (2008年3月)
- 『新艦長・孤高の海路』 (ISBN 978-4-15-041185-5) (2009年4月)
- 『謎の私掠船を追え』 (ISBN 978-4-15-041263-0) (2012年7月)
- 『ノルマンディ沖の陰謀』 (ISBN 978-4-15-041302-6) (2014年3月)
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