第2代ストラスクライド男爵トマス・ダンロップ・ドゥ・ロイ・ド・ブリッキ―・ガルブレイス（英語: Thomas Galloway Dunlop du Roy de Blicquy Galbraith, 2nd Baron Strathclyde, CH, PC、1960年2月22日-）は、イギリスの政治家、貴族。
| 第2代ストラスクライド男爵 トマス・ガルブレイス Thomas Galbraith, 2nd Baron Strathclyde | |
|---|---|
| 2012年のストラスクライド卿 | |
| 生年月日 | 1960年2月22日（63歳） |
| 出生地 | イギリス・スコットランド・グラスゴー |
| 所属政党 | 保守党 |
| 称号 | 第2代ストラスクライド男爵、コンパニオン・オブ・オナー勲章(CH)、枢密顧問官(PC) |
| 配偶者 | ジェーン・スキナー |
| 親族 | (初代ストラスクライド男爵)(祖父) (トマス・ガルブレイス)(父) |
| 内閣 | 第1次キャメロン内閣 |
| 在任期間 | 2010年5月12日 - 2013年1月7日 |
| 内閣 | メージャー内閣 |
| 在任期間 | 1994年7月20日 - 1997年5月2日 |
貴族院議員 | |
| 在任期間 | 1985年7月12日 - |
経歴
1960年2月22日、(トマス・ガロウェイ・ダンロップ・ガルブレイス)とその妻シモーネ(旧姓ブリッキ―)の長男として生まれる[1][2]。父は初代ストラスクライド男爵(トマス・ダンロップ・ガルブレイス)の長男だったが、爵位を継承する前の1982年に死去した[1]。
1985年7月12日に祖父が死去したことにより、第2代ストラスクライド男爵位を継承[1]。貴族院議員に列した[3]。貴族院に入ってすぐにマーガレット・サッチャー首相に抜擢されて貴族院与党幹事(Whip)となり、貴族院のフロント・ベンチ(大臣席・野党幹部席)に座るようになった[4]。
1994年から保守党が下野する1997年まで(貴族院与党院内幹事長)・名誉帯剣紳士隊長を務めた[1][2]。1995年には枢密顧問官に列する[1][2]。
1999年の貴族院改革で世襲貴族の議席が92議席に限定された際にも選び残された[3][1]。
2010年からのデイヴィッド・キャメロン政権では貴族院院内総務およびランカスター公領大臣に就任した[1][2]。しかし彼は保険仲立人の仕事もしており、民間人としての生活を始めたいとして、2013年1月に辞職して政界を退いた[4]。
栄典
爵位
1985年7月12日の祖父(トマス・ガルブレイス)の死去により以下の爵位を継承[3][1]。
- エア州におけるバースキミングの第2代ストラスクライド男爵 (2nd Baron Strathclyde, of Barskimming in the County of Ayr)
勲章
- 2013年1月、コンパニオン・オブ・オナー勲章 (CH)[5]
家族
1992年6月27日にジェーン・スキナーと結婚。彼女との間に以下の3子を儲けている[3][1]。
- 長女エリザベス・アイダ・スキナー・ガルブレイス閣下 (1993-)
- 次女アナベル・ジェーン・シモーネ・ガルブレイス閣下 (1996-)
- 三女ローズ・マリ―ルイーズ・スキナー・ガルブレイス閣下 (1999-)
脚注
出典
- ^ a b c d e f g h i Heraldic Media Limited. “Strathclyde, Baron (UK, 1955)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年2月20日閲覧。
- ^ a b c d Lundy, Darryl. “Thomas Galloway Dunop du Royal de Blicquy Galbraith, 2nd Barn Strathclyde” (英語). thepeerage.com. 2016年2月20日閲覧。
- ^ a b c d UK Parliament. “Mr Thomas Galbraith” (英語). HANSARD 1803-2005. 2016年2月20日閲覧。
- ^ a b BBC. “Lord Strathclyde resigns from cabinet” (英語). BBC 2016年2月20日閲覧。
- ^ 10 Downing Street. “10 Downing Street - Appointment to the Order of the Companions of Honour”. number10.gov.uk. 2013年1月7日閲覧。
外部リンク
- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by Mr Thomas Galbraith（英語）
| 党職 | ||
|---|---|---|
| 先代 (第2代アルスウォーター子爵) | (保守党貴族院院内幹事長) 1994年–1998年 | 次代 (第8代ヘンリー男爵) |
| 先代 クランボーン子爵 | (保守党貴族院院内総務) 1998年–2013年 | 次代 (オエアフォードのヒル男爵) |
| 公職 | ||
| 先代 (第2代アルスウォーター子爵) | (貴族院与党院内幹事長) 1994年–1997年 | 次代 (カーター男爵) |
| 名誉帯剣紳士隊長 1994年–1997年 | ||
| 先代 (エドモントンのグラハム男爵) | 反対党貴族院院内幹事長 1997年–1998年 | 次代 (第8代ヘンリー男爵) |
| 先代 クランボーン子爵 | (反対党貴族院院内総務) 1998年–2010年 | 次代 (ブレスドンのロイオール女男爵) |
| 先代 (ブレスドンのロイオール女男爵) | 貴族院院内総務 2010年–2013年 | 次代 (オエアフォードのヒル男爵) |
| ランカスター公領大臣 2010年–2013年 | ||
| イギリスの爵位 | ||
| 先代 (トマス・ガルブレイス) | 第2代ストラスクライド男爵 第2期 1985年–受爵中 | 現職 |