ディラックの定理(英: Dirac's theorem)
- (ハミルトン・サイクルについてのディラックの定理) - n-頂点の(連結かつ単純な)グラフは、どの頂点の次数も n/2 以上であるならば、ハミルトン・サイクルを持つ。後にオーレの定理に拡張された。
- (弦グラフについてのディラックの定理) - 弦グラフ(chordal graphs)を、全ての極小頂点分離(minimal separators)がクリークであるようなグラフだとする特徴付け。
- (k-連結グラフにおけるサイクルについてのディラックの定理) - k-頂点連結グラフでは、どんな k 個の頂点に対しても、それを全て通るサイクルが存在するという結果。
関連項目
- (ガブリエル・アンドリュー・ディラック)(1925 - 1984) - これら3つの定理に名前が冠されている数学者(グラフ理論研究者)。
- ポール・ディラック(1902 - 1984) - 数理物理学者。ガブリエルの母の再婚によって育ての父となった。
- 素粒子物理学におけるディラック方程式
- ディラックの大数仮説