テヴィオット男爵 (英: Baron Teviot) は、イギリスの男爵、貴族。連合王国貴族爵位。労働党の政治家(チャールズ・イアン・カー)が1940年に叙されたことに始まる。ロジアン侯爵家の分家筋にあたる。
| テヴィオット男爵 Baron Teviot | |
|---|---|
Arms:Quarterly: 1st and 4th, Gules on a Chevron Argent three Mullets of the field (Kerr of Ferniehurst); 2nd and 3rd, per fess Gules and Vert on a Chevron Argent between three Mascles in chief Or and a Unicorn's Head in base of the third horned of the fourth three Mascles of the first (Kerr of Cessford); at centre point a Rose Or Crest:A Stag's Head erased proper Supporters:On either side a Border Terrier proper | |
| 創設時期 | 1940年6月27日 |
| 創設者 | ジョージ6世 |
| 貴族 | 連合王国貴族 |
| 初代 | 初代男爵(チャールズ・カー) |
| 現所有者 | 2代男爵(チャールズ・カー) |
| 相続人 | チャールズ・カー閣下 |
| 付随称号 | なし |
| 現況 | 存続 |
| モットー | 遅くても正直に (Sero Sed Serio ) |
歴史
(チャールズ・イアン・カー)(1874-1968)は(モントローズ・バラズ選挙区)選出の庶民院議員を務めたほか、(王室会計監査官)や貴族院院内幹事を歴任した労働党の政治家である[1][2]。彼は1940年6月27日に連合王国貴族としてサウサンプトン州バークレアのテヴィオット男爵 (Baron Teviot, of Burghclere in the County of Southampton) に叙された[1][2][3]。彼ののちは、長男のチャールズが爵位を相続した[1]。
2代男爵チャールズ(1934-)は系図学者として活動しており、彼が2020年現在のテヴィオット男爵家現当主である[4]。
初代男爵は第6代ロジアン侯爵ウィリアム・カー(1763-1824)の曾孫にあたるため、テヴィオット男爵家歴代当主は侯爵位の潜在的な継承権者である[1][5]。
テヴィオット男爵（1940年）
- 初代テヴィオット男爵(チャールズ・イアン・カー)（1874年 – 1968年）
- 第2代テヴィオット男爵チャールズ・ジョン・カー（1934年 - ）
法定推定相続人は現当主の息子チャールズ・ロバート・カー閣下（1971年 - ）。
出典
- ^ a b c d “Teviot, Baron (UK, 1940)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2020年2月9日閲覧。
- ^ a b “Colonel Charles Kerr (Hansard)”. api.parliament.uk. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “No.34884”. The Gazette 28 June 1940. 2020年2月10日閲覧。
- ^ “Person Page”. thepeerage.com. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “Lothian, Marquess of (S, 1701)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2020年2月9日閲覧。
関連項目
- ロジアン侯爵（本家筋）
- (テヴィオット伯爵)