テテ州(Tete província)は、モザンビーク西部の内陸州である。面積は100,724km2、人口は1,388,205人(2002年)。州都はテテ市(Tete cidade)。
行政区分
テテ市(cidade de Tete)と、次の12の地域(District)から成っている。
- アンゴニア郡 (Angónia)
- (ツァンガノ郡)(Tsangano)
- (マカンガ郡) (Macanga)
- (チフンデ郡)(Chifunde)
- (チウタ郡)((Chiuta)
- (モアティゼ郡)(Moatize)
- (ズンボ郡)(Zumbo)
- (マゴエ郡)(Magoe)
- (マラビア郡)(Maravia)
- (カオラ・バッサ郡) (Cahora Bassa)
- (チャンガラ郡)((Changara)
- (ムタララ郡)(Mutarara)
- Doa District
- Marara (distrito)
地理
モザンビークの内陸部に位置し、マニカ州、ソファラ州、ザンベジア州のほか、マラウイ、ザンビア、ジンバブエの3カ国に接している。
周囲は山に囲まれており、中央をザンベジ川が流れ、上流には(カオラ・バッサ)(Cahora Bassa)ダムによるダム湖のカオラ・バッサ湖(Cahora Bassa Lake)がある。このダムによる発電所は、内戦時には度々破壊工作の標的にさらされた。
最近は、テテ市近郊の(モアティゼ)(Moatize)の炭坑開発が注目されており、鉄道の復旧も検討されている。
ザンベジ川沿いの州都テテ市、は、モザンビークでも最も暑い場所と言われているが、マラウイ国境沿いの北部アンゴニア(Angónia)などは高原で夏でも過ごしやすい。
脚注
関連項目
外部リンク
- テテの天気(マイクロソフト天気予報)