テッド・ワイルド(Ted Wilde, 1889年12月16日 - 1929年12月17日)は、アメリカ合衆国の脚本家、映画監督である。サイレント期に活動し、また1930年にトーキーも2本監督している。ニューヨークで生まれ、キャリア初期からハロルド・ロイドの脚本スタッフの一員を務める。『(ロイドのスピーディー)』(1928年)により第1回アカデミー賞コメディ監督賞にノミネートされる[1]。40歳の時にハリウッドで脳卒中により亡くなり、カリフォルニア州グレンデールの(フォレスト・ローン記念公園墓地)に葬られる。遺作は『Clancy in Wall Street』であった。
主な作品
- (猛進ロイド) Girl Shy (1923) 原案
- Battling Orioles (1924) 監督
- The Goofy Age (1924) 監督、短編
- A Sailor Papa (1925) 監督、短編
- The Haunted Honeymoon (1925) 監督、短編
- (田吾作ロイド一番槍) The Kid Brother (1927) 監督・原案
- (本塁打王)Babe Comes Home (1927) 監督
- (ロイドのスピーディー) Speedy (1928) 監督
- Loose Ankles (1930) 監督
- Clancy in Wall Street (1930) 監督
参考文献
- ^ “THE 1ST ACADEMY AWARDS”. 映画芸術科学アカデミー. 2017年11月28日閲覧。