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チョウザメ科(蝶鮫、鱘魚、チョウザメか、学名:Acipenseridae)は、チョウザメ目に分類される科。いわゆる古代魚とされる分類群の1つである。
チョウザメ |
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分類 |
学名 |
Acipenseridae Bonaparte, 1831 |
和名 |
チョウザメ、 蝶鮫 |
英名 |
Sturgeon |
亜科 |
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なお、チョウ「ザメ」という名称はその形状がサメに似ている事からついたものであるものの、実際にはチョウザメは硬骨魚類に属する為、軟骨魚類に属するサメとは系統が大きく異なる。淡水魚である。
名前の由来
チョウザメ(スタージェン・蝶鮫・鱘魚・英語:sturgeon スタージョン /ˈstəːdʒ(ə)n/)の名前の由来は諸説あり、体表にある(硬鱗)が昆虫の蝶の形をしており「チョウ」と、全体的な形が海にいる鮫に似ていることから「サメ」とつき、「チョウ」と「サメ」が合わさって「チョウザメ」と名付けられた。漢字表記(蝶鮫以外)では、「鱘魚」(魚偏に尋)と表記する。また、英名カナ読みの「スタージョン」が使われる場合もある。
アイヌ語では「ユペ」と呼ばれ、他に「オンネチェプ」(道東部・老大魚の意)、「カムイチェプ」(神の魚)、「ビシュルカムイ」(鋲をもつ神魚)などの名を持つ[1]。
分類
チョウザメ亜科 Acipenserinae
(チョウザメ属) Acipenser
アリューシャン列島及びアラスカ湾からメキシコのエンセナーダまで分布し、かつて日本にも分布していた[2]。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは準絶滅危惧と評価されているが[3]、2017年に公表された環境省のレッドリストでは絶滅(環境省レッドリスト)と評価された。
(ダウリアチョウザメ属) Huso
- (ダウリアチョウザメ) Huso dauricus
- オオチョウザメ Huso huso
- Scaphirhynchinae 亜科
- Pseudoscaphirhynchus 属
- Scaphirhynchus 属
料理
脚注
- ^ “石狩のチョウザメ”. いしかり砂丘の風資料館 (2014年1月15日). 2020年4月28日閲覧。
- ^ Fishbase
- ^ St. Pierre, R. (US Fish&Wildlife Service) & Campbell, R.R. (COSEWIC Freshwater Fishes SSC). 2006. Acipenser medirostris. The IUCN Red List of Threatened Species 2006: e.T233A13042842. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2006.RLTS.T233A13042842.en. Downloaded on 03 April 2017.
- ^ “チョウザメで魚醤、クセ抑えさっぱり 香美の組合が発売へ”. 神戸新聞. (2014年11月21日) 2015年1月12日閲覧。
- ^ チョウザメフライ「肉みたい」 新見市の小中学校などで給食に登場、2015年9月19日閲覧。
- ^ 宮崎チョウザメ
- ^ 小林チョウザメ料理推進協議会
関連項目
外部リンク
- "Acipenseridae". National Center for Biotechnology Information (NCBI) (英語).