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ダロルド・ウィリアムソン

ダロルド・アンドレ・ウィリアムソンDarold Andre Williamson1983年2月19日 ‐ )は、アメリカ合衆国サンアントニオ出身で短距離走が専門の陸上競技選手。400mで44秒27の自己ベストを持つ。2004年アテネオリンピック男子4×400mリレーの金メダリストである。世界選手権でも2005年ヘルシンキ大会2007年大阪大会の男子4×400mリレーで金メダルを獲得している。

ダロルド・ウィリアムソン
選手情報
フルネーム ダロルド・アンドレ・ウィリアムソン
ラテン文字 Darold Andre Williamson
国籍 アメリカ合衆国
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 400m
大学 ベイラー大学
生年月日 (1983-02-19) 1983年2月19日(40歳)
出身地 テキサス州サンアントニオ
身長 187cm
体重 77kg
成績
オリンピック 4x400mR 優勝 (2004年)
世界選手権 400m 7位 (2005年)
4x400mR 優勝 (2005, 2007年)
国内大会決勝 全米選手権
400m 2位 (2005年)
最高世界ランク 400m 2位 44秒27 (2005年)
自己ベスト
200m 20秒91 (2001年)
400m 44秒27 (2005年)
編集 

経歴

2002年

7月に世界ジュニア選手権(現・世界U20選手権)の男子400mと4×400mリレーに出場すると、400mを45秒37[1]、アメリカチームの2走を務めた4×400mリレーを3分03秒71でそれぞれ制し[2]、大会2冠を達成した。

2004年

7月の全米選手権(兼アテネオリンピックアメリカ代表選考会)男子400m決勝で44秒70をマークして4位に入り、4×400mリレーアメリカ代表の座をつかむと[3]、8月のアテネオリンピック男子4×400mリレー決勝でアメリカチーム(オーティス・ハリスデリク・ブルージェレミー・ウォリナー)のアンカーを務め、2分55秒91をマークしての金メダル獲得に貢献した[4]

2005年

6月の全米学生選手権(NCAA選手権)男子400m準決勝を44秒27の自己ベストで突破すると[5]、決勝を44秒51で制して初優勝を成し遂げた[6]。同月の全米選手権では男子400m決勝で44秒62をマークし、ジェレミー・ウォリナー(44秒20)に次ぐ2位でヘルシンキ世界選手権アメリカ代表の座をつかんだ[7]。8月のヘルシンキ世界選手権には男子400mと4×400mリレーに出場すると、シニアの世界選手権個人種目初出場となった400mは準決勝を45秒65(全体4位)で突破。初出場ながらファイナリストとなったが、決勝では45秒12と記録を縮めるも7位に終わった[8]。4×400mリレーでは予選でアメリカチーム((マイルズ・スミス)(英語版)、デリク・ブルー、ラショーン・メリット、ウィリアムソン)のアンカーを務め、3分00秒48をマークしての決勝進出に貢献すると、決勝では3走((アンドリュー・ロック)(英語版)、デリク・ブルー、ウィリアムソン、ジェレミー・ウォリナー)を務め、2分56秒91をマークしての金メダル獲得に貢献した[9]

2007年

9月の大阪世界選手権男子4×400mリレー決勝で3走(ラショーン・メリット、アンジェロ・テイラー、ウィリアムソン、ジェレミー・ウォリナー)を務め、2分55秒56をマークしての金メダル獲得に貢献した[10]

自己ベスト

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
200m 20秒91 2001年5月12日   オースティン
300m 32秒42 2006年8月8日   ユージーン
400m 44秒27 2005年6月10日   サクラメント
室内
400m 45秒89 2004年3月13日   フェイエットビル

主要大会成績

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2002 世界ジュニア選手権   キングストン 400m 優勝 45秒37
4x400mR 優勝 3分03秒71 (2走)
2004 オリンピック   アテネ 4x400mR 優勝 2分55秒91 (4走)
2005 世界選手権   ヘルシンキ 400m 7位 45秒12
4x400mR 優勝 2分56秒91 (3走)
2006 (ワールドカップ) (en   アテネ 4x400mR 優勝 3分00秒11 (4走)
2007 世界選手権   大阪 4x400mR 優勝 2分55秒56 (3走)

脚注

  1. ^ “2002年世界ジュニア選手権男子400m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。
  2. ^ “2002年世界ジュニア選手権男子4×400mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。
  3. ^ “2004年全米選手権フルリザルト”. アメリカ陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。
  4. ^ “第28回オリンピック男子4×400mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。
  5. ^ “Williamson 44.27 400m semifinal - NCAA third day”. 国際陸上競技連盟 (2005年6月11日). 2016年2月26日閲覧。
  6. ^ “2005 Outdoor Championships: Day”. 全米大学体育協会 (2010年12月14日). 2016年2月26日閲覧。
  7. ^ “2005年全米選手権フルリザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。
  8. ^ “第10回世界選手権男子400m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。
  9. ^ “第10回世界選手権男子4×400mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。
  10. ^ “第11回世界選手権男子4×400mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。

外部リンク

  • ダロルド・ウィリアムソン - ワールドアスレティックスのプロフィール(英語)
  • ダロルド・ウィリアムソン - Olympedia(英語)  
  • ダロルド・ウィリアムソン - 全米陸上競技連盟のプロフィール(英語)
  • ダロルド・ウィリアムソン - ベイラー大学のプロフィール(英語)
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