ダニエレ・オルサート（「ダニエレ・オルサト」とも、伊: Daniele Orsato、1975年11月23日 - [1]）は、イタリアのサッカー審判員。国際サッカー連盟 (FIFA) 登録の国際審判員。
経歴
2010年にFIFA国際審判員リストに登録され[2]、2014 FIFAワールドカップ欧州予選[3]とUEFA EURO 2012予選で審判を務めた[4]。
UEFAチャンピオンズリーグ (UCL) では、2012-13シーズン、 2013-14シーズン、2014-15シーズンの3年連続でグループステージの審判員を担当している[5]。
2016年には、UCLのラウンド16・PSVアイントホーフェン対アトレティコ・マドリードの1stレグを担当した[5]。
2017年3月14日には2016-17シーズンのUCL・レスターシティとセビージャのラウンド16を担当した[6]。
2018年7月1日、オルサートは2018 FIFAワールドカップのクロアチアとデンマークの試合のVAR担当に任命された。
2019年2月12日に担当したUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16のマンチェスターユナイテッド対パリ・サンジェルマンの1stレグでは、10枚のイエローカード（マンチェスターUに6枚、 PSGに4枚）を出し、89分にポール・ポグバを退場させた。
翌2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでは、パリ・サンジェルマンとバイエルン・ミュンヘンの間で行われた決勝戦を担当した[7]。2020年、オルサートはその暦年の最高の審判としてIFFHSから表彰された[8]。
翌2020-21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでは、チェルシーとレアル・マドリードの間で行われた準決勝の第2戦を担当した。
イタリアサッカー選手協会(Gran Galà del Calcio)の主催する、2021-2022シーズンのセリエA最優秀レフリーを受賞。
2022年5月、同年にカタールで開催される2022 FIFAワールドカップの審判団の1人に選ばれ、グループA・カタール対エクアドル、グループC・アルゼンチン対メキシコ、準決勝・アルゼンチン対クロアチアの主審を務めた[9]。
出典
- ^ Profile
- ^ FIFA. "Italy: Referees". Retrieved on 17 May 2013.
- ^ FIFA. "Match Report - Moldova - Montenegro 0:1 (0:0)". 22 March 2013. Retrieved on 17 May 2013.
- ^ UEFA. "Georgia 1-2 Greece". 11 October 2011. Retrieved on 17 May 2013.
- ^ a b “Palmares for Daniele Orsato”. WorldrReferee.com. 2017年3月15日閲覧。
- ^ “Orsato pitará en Leicester: con él, el Sevilla ganó en Villarreal”. AS.com. 2017年3月15日閲覧。
- ^ “Referee team appointed for UEFA Champions League final in Lisbon”. UEFA. (2020年8月19日) 2020年8月19日閲覧。
- ^ “Orsato named best referee in the world | Football Italia”. www.football-italia.net. 2021年1月25日閲覧。
- ^ “ワールドカップ開幕戦の主審が決定”. 2022年11月26日閲覧。
| 先代 ダミル・スコミナ | UEFAチャンピオンズリーグ 決勝 主審 2020 | 次代 アントニオ・マテウ・ラオス |